リブ・ゴルフ・インビテーショナルシリーズを主催する“リブ・ゴルフ”は10日、2023年〜25年のスケジュールに加え、新たに20億ドル（約2600億円）の追加投資を行うことを発表した。

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23年は2試合増加の10大会が行われ、“フルシーズン”として開催される。23年、24年は14大会となり、アジア太平洋、中東、欧州、北米と世界各地が舞台となる。

「我々は長期的なビジョンを持ってここにいる」と、“リブ・ゴルフ”のCEOでコミッショナーを務めるグレッグ・ノーマン（オーストラリア）は声明を発表した。「ゲームを発展させ、選手により多くの機会を与え、ファンにより楽しいものを届ける。我々はゴルフに新たな経験とエネルギーを加えるものだと信じている。世界中でゴルフファンを増やしていく。これは一夜では達成できないが、“リブ・ゴルフ”がゲームを増やしゴルフの発展が続くことを、とても楽しみにしている」とノーマンは綴った。

今シーズンは6月9日に、ロンドン郊外に位置するセンチュリオンゴルフクラブで開幕戦を迎える。レギュラーシーズンの7試合と、10月に米フロリダ州マイアミのドラールで行われる最終戦を合わせて8大会が開催。48名が出場して、予選落ちなしで54ホールを戦う。

各大会の賞金総額は史上最高の2500万ドル（約32億5000万円）で、優勝賞金は400万ドル（約5億2000万円）、最下位も12万ドル（1560万円）を獲得する。また開幕戦はYouTubeにてライブストリーミングで放映される予定だ。（文・武川玲子=米国在住）