昨年大会を制してPGAツアー初優勝を挙げたイは、その後は勝利から遠ざかり「ここ数か月は苦戦していた」と話した。苦戦の原因は「あれこれ考え過ぎていたことだ」と気づいたイは、考え過ぎることを素直に止めたそうだ。すると「先週から調子が上向き、今週は気分もゴルフも良かった」。4打差からの逆転優勝は「今日のスタート時点では考えてもいなかったけど、10番でナイスパーセーブができたとき、もしかしたら勝てるかもと感じ始めた。妻と娘の前で優勝できて、とてもうれしい」。
韓国スポーツ大学を経てプロ転向したイは、アジアツアーを渡り歩き、日本でも2勝(2012、15年)を挙げた後に渡米。下部ツアーを経て19年からPGAツアーに参戦し、昨年の今大会で初優勝、そして今週は大会連覇を果たし、通算2勝目を挙げた。
ゴルフを始めたのは13歳のとき。ぽっちゃり体型だったイは、痩せるためにゴルフを始めたそうだが、今なお体型は変わらず。つい最近も「セクシー体型とは筋肉隆々体型のこと。僕にとってはドリーム体型だけど、僕には無理だ、、、、」とツイッターで発信していた。
そんなユーモラスな面もあるイは、米国のゴルフファンの間でも親しまれている。イは昨年、今大会で優勝して「全米プロ」の出場資格を得たが、いざ挑んだ全米プロでは残念ながら予選落ち。今年は今大会で優勝して『これから始まる全米プロでも勝利を狙う?』と米メディアから問われたイは、静かに首を横に振り、「いえいえ。予選通過を目指したい」と謙虚に答えた姿が印象的だった。
今年の全米プロの舞台、オクラホマ州タルサの名門・サザンヒルズには、大会連覇に挑むはずだったフィル・ミケルソン(米国)の姿はない。だが、前回サザンヒルズで全米プロが開催された07年大会の覇者タイガー・ウッズ(米国)は、すでにこの日コース入りし、早々に練習ラウンドを開始した。
バンカーやグリーン周辺が改修されたサザンヒルズは、ウッズが優勝した当時とは趣きが異なるが、ウッズは「とても興奮している」と目を輝かせている。
今週、単独2位になったスピース、3位タイの松山、5位タイのシャウフェレらも、ギアを上げつつサザンヒルズに向かっている。そして、今大会で連覇を果たしたイが全米プロでも勝利し、2週連続優勝という展開だって、十分に起こりうる。メジャー前週のAT&Tバイロン・ネルソンで、イをはじめとするグッド・プレーヤーたちが素晴らしいゴルフを披露してくれたからこそ、メジャー大会への期待と興奮は、今、一層高まっている。
韓国スポーツ大学を経てプロ転向したイは、アジアツアーを渡り歩き、日本でも2勝(2012、15年)を挙げた後に渡米。下部ツアーを経て19年からPGAツアーに参戦し、昨年の今大会で初優勝、そして今週は大会連覇を果たし、通算2勝目を挙げた。
ゴルフを始めたのは13歳のとき。ぽっちゃり体型だったイは、痩せるためにゴルフを始めたそうだが、今なお体型は変わらず。つい最近も「セクシー体型とは筋肉隆々体型のこと。僕にとってはドリーム体型だけど、僕には無理だ、、、、」とツイッターで発信していた。
そんなユーモラスな面もあるイは、米国のゴルフファンの間でも親しまれている。イは昨年、今大会で優勝して「全米プロ」の出場資格を得たが、いざ挑んだ全米プロでは残念ながら予選落ち。今年は今大会で優勝して『これから始まる全米プロでも勝利を狙う?』と米メディアから問われたイは、静かに首を横に振り、「いえいえ。予選通過を目指したい」と謙虚に答えた姿が印象的だった。
今年の全米プロの舞台、オクラホマ州タルサの名門・サザンヒルズには、大会連覇に挑むはずだったフィル・ミケルソン(米国)の姿はない。だが、前回サザンヒルズで全米プロが開催された07年大会の覇者タイガー・ウッズ(米国)は、すでにこの日コース入りし、早々に練習ラウンドを開始した。
バンカーやグリーン周辺が改修されたサザンヒルズは、ウッズが優勝した当時とは趣きが異なるが、ウッズは「とても興奮している」と目を輝かせている。
今週、単独2位になったスピース、3位タイの松山、5位タイのシャウフェレらも、ギアを上げつつサザンヒルズに向かっている。そして、今大会で連覇を果たしたイが全米プロでも勝利し、2週連続優勝という展開だって、十分に起こりうる。メジャー前週のAT&Tバイロン・ネルソンで、イをはじめとするグッド・プレーヤーたちが素晴らしいゴルフを披露してくれたからこそ、メジャー大会への期待と興奮は、今、一層高まっている。