＜WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権　第2回戦◇23日◇ザ・リッツカールトンGC(7791ヤード・パー72)＞

　アリゾナ州にあるザ・リッツカールトンGCで開催されている「WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権」の2日目。

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　1999年の「全英オープン」チャンピオンであるポール・ローリー(スコットランド)と対戦した石川遼は、3番パー3のダブルボギーで1ダウンとするとこの日は常に追いかける展開に。4番はチップインでバーディを奪いオールスクエアに戻したものの、直後にボギーと波に乗れず2ダウンで前半を終えると、後半もその差を詰めることが出来ない。2ダウンと差が変わらず迎えた17番でローリーがボギーを叩き1ダウンまで詰め寄ったが、最終ホール決めれば追いつく石川のバーディパットは惜しくも外れパー。2回戦での敗退が決まった。

　バーディ数、ボギー数は変わらなかったものの、3番のダブルボギーなどやや安定感を欠いた石川に対し、ローリーは正確無比なショットで終始マッチをリード。メジャーチャンピオンの安定感にあと一歩及ばなかった。

　これで次回の世界ランキングで50位以内に入ることが条件だった「WGC-キャデラック選手権」への出場は絶望的に。3月26日(日)時点の世界ランキング50位以内という「マスターズ」出場権へ世界ランキングを上げるチャンスを一つ失った。参戦が予定されている3月15日(木)開幕の「トランジションズ選手権」はまさにがけっぷちに立たされて迎えることとなる。