＜全米オープン　3日目◇18日◇ザ・カントリークラブ（米マサチューセッツ州）◇7264ヤード・パー70＞

首位と5打差の24位タイから出た松山英樹は2つのボギーを叩いてバーディはなし。スコアを2つ落としてトータル2オーバーとしたが、ほかの選手との兼ね合いで17位タイに浮上。首位とは6打差で最終日へと向かう。

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「ノーバーディはつらいですね」。ホールアウト後のインタビューで開口一番松山は言った。アウトから出ると4番、5番とパッティングが一筋合わず連続ボギー。その後も10番ではティショット、2打目を曲げながらも約9.5メートルを沈めて周年のパーをセーブしたが、「流れも良くなるはずなんですけど…うーん…なかなか思うように行かなかった」と最後までスコアを伸ばす場面はこなかった。

多くの選手がスコアを崩した難コンディション。「風がここまで（吹いて）、向きも昨日までと違う。そういうところで頭の中を切り替えなければいけないというのが難しい」と前日までとは違う環境が牙を向いた。それでも十分に戦えていただけに「もったいない2オーバーだと思いますし、耐えたなというのもありますけど1つはバーディーがほしかった」と厳しい言葉が口をつく。

それでも上位が見える位置で迎える最終日。「バーディーは獲りたいです（笑）」と自虐的な冗談も。「あしたは前半から良い状態でいけるように準備したい。（バーディを）1番で獲れるように頑張ります」とスタートからアクセル全開で行く。