厳しいコースセッティングの中では、少しの風でもスコアロスにつながるミスを誘発する。加えて、上位陣にはもう一つの戦いもあったと石川は言う。
「難しさの6割くらいは風ですが、2〜3割はグリーンが硬くなったこと。残りは、グリーン面の状態。スコア順で遅いスタートになる上位選手は、余計にグリーンが硬くなります。さらに凹凸が目立つようになる。それでいて速いままなので難しいんです」(石川)
1番から全組がスタートしていくスタイルは、メジャーでは当たり前だが、3日目のコンディションは、さらに遅いスタート時間の選手を苦しめた。「ミドルパットを強く打たないとと思っても、3パットが怖いから打ちきれない。そうすると凹凸に負けて止まってしまう。この凹凸に左右されることが多いので、難しかったと思います」と石川は説明する。
■ツアー未勝利、首位2人の勝機は?
その中でもスコアを伸ばしたのがウィル・ザラトリス(米国)とマシュー・フィッツパトリック(イングランド)。ザラトリスは3つ伸ばし、フィッツパトリックは2つ伸ばして首位に並んだ。
実は石川は、大会前の優勝予想で、ザラトリスの名前を挙げている。「ザラトリス選手はティショット、アイアンの精度の高さがスゴイ。データ的にもそうですが、これは今年だけではありません。アマチュアのころからゴルフスタイルが変わっていません。いまノリに乗っているというのもありますが、それはいまに始まったことではありません」と、ただの“旬”ではないという。
「難しさの6割くらいは風ですが、2〜3割はグリーンが硬くなったこと。残りは、グリーン面の状態。スコア順で遅いスタートになる上位選手は、余計にグリーンが硬くなります。さらに凹凸が目立つようになる。それでいて速いままなので難しいんです」(石川)
1番から全組がスタートしていくスタイルは、メジャーでは当たり前だが、3日目のコンディションは、さらに遅いスタート時間の選手を苦しめた。「ミドルパットを強く打たないとと思っても、3パットが怖いから打ちきれない。そうすると凹凸に負けて止まってしまう。この凹凸に左右されることが多いので、難しかったと思います」と石川は説明する。
■ツアー未勝利、首位2人の勝機は?
その中でもスコアを伸ばしたのがウィル・ザラトリス(米国)とマシュー・フィッツパトリック(イングランド)。ザラトリスは3つ伸ばし、フィッツパトリックは2つ伸ばして首位に並んだ。
実は石川は、大会前の優勝予想で、ザラトリスの名前を挙げている。「ザラトリス選手はティショット、アイアンの精度の高さがスゴイ。データ的にもそうですが、これは今年だけではありません。アマチュアのころからゴルフスタイルが変わっていません。いまノリに乗っているというのもありますが、それはいまに始まったことではありません」と、ただの“旬”ではないという。