<全米オープン 最終日◇19日◇ザ・カントリークラブ(米マサチューセッツ州)◇7264ヤード・パー70>
思いを託したバーディパットはわずかに左を抜けて行った。「素晴らしいパットを打てた。 それがたまたまあそこで止まったんだ」。メジャーでツアー初優勝を狙ったウィル・ザラトリス(米国)の悲願はまたも届かなかった。
ザラトリスも絶賛のフィッツパトリックの18番
首位で並んでスタートもいきなり連続ボギーが来る展開。それでも「クレージーに戦った」という25歳の若武者は諦めることなく、6番、7番と連続バーディを奪って借金をチャラにすると9番でも約5.5メートルを沈めてバーディ。追撃態勢を整えてサンデーバックナインへと向かう。
すると上の二人がつまずくなか、11番で同じように約5.5メートルを沈めてリーダーボードの最上位へ。だが、次の12番でボギーを叩くなどここからは一進一退の戦いが続くと、15番でバーディを奪ったマシュー・フィッツパトリック(イングランド)に頭一つ抜かれる。16番で1打差に追いついたが、最終ホールの約4.2メートルのパットを決められず。昨年の「マスターズ」、そして今年の「全米プロゴルフ選手権」に次ぐ自身3度目のメジャーでの2位となってしまった。
あと一歩届かなかったが「楽しかった。後悔はしていないよ」とザラトリス。「今日のようなコースでプレーしたことを考えると、アンダーパーで回れたことはとてもよかった。 マット(フィッツパトリック)の18番のショットは、おそらく全米オープンの歴史の中で語り継がれるだろう。だから彼に脱帽さ」。それでも続く言葉は悔しさをにじませる。
思いを託したバーディパットはわずかに左を抜けて行った。「素晴らしいパットを打てた。 それがたまたまあそこで止まったんだ」。メジャーでツアー初優勝を狙ったウィル・ザラトリス(米国)の悲願はまたも届かなかった。
ザラトリスも絶賛のフィッツパトリックの18番
首位で並んでスタートもいきなり連続ボギーが来る展開。それでも「クレージーに戦った」という25歳の若武者は諦めることなく、6番、7番と連続バーディを奪って借金をチャラにすると9番でも約5.5メートルを沈めてバーディ。追撃態勢を整えてサンデーバックナインへと向かう。
すると上の二人がつまずくなか、11番で同じように約5.5メートルを沈めてリーダーボードの最上位へ。だが、次の12番でボギーを叩くなどここからは一進一退の戦いが続くと、15番でバーディを奪ったマシュー・フィッツパトリック(イングランド)に頭一つ抜かれる。16番で1打差に追いついたが、最終ホールの約4.2メートルのパットを決められず。昨年の「マスターズ」、そして今年の「全米プロゴルフ選手権」に次ぐ自身3度目のメジャーでの2位となってしまった。
あと一歩届かなかったが「楽しかった。後悔はしていないよ」とザラトリス。「今日のようなコースでプレーしたことを考えると、アンダーパーで回れたことはとてもよかった。 マット(フィッツパトリック)の18番のショットは、おそらく全米オープンの歴史の中で語り継がれるだろう。だから彼に脱帽さ」。それでも続く言葉は悔しさをにじませる。