全英オープン“前哨戦”の豪華プロアマイベントに出場で5月の全米プロ選手権以来の公のプレーとなったタイガー・ウッズ（米国）、初日は「77」で5オーバーの43位スタートとなった。

衝撃的だったタイガー・ウッズの事故現場

ザンダー・シャウフェレ（米国）が64をマークし8アンダーでトップ、3打差の2位に67のリッキー・ファウラー（米国）が付けている。

大会は7月4〜5日の2日間、36ホールのプロアマ・イベントで、アイルランドのアデア・マナー・ゴルフリゾートで開催されている。50名のプロが出場、アマチュア3人と一組でチームを戦うが、プロは個人戦も行われている。

午後2時05分、タイガーの登場には何重にも人垣ができる大ギャラリーが大歓声で迎えた。ゴルフカートを使用してのプレーで、1イーグル、1バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの77だった。序盤の2番パー4でダブルボギー、前半は41と崩れたが。10番パー4でこの日の初バーディを奪うと、12番パー5ではグリーン左前の花道、約25ヤードからチップインイーグル、観客を大きく沸かせた。最終18番パー5でもドライバーのティーショットがフェアウェイ、3番ウッドのセカンドショットはグリーン前まで運んだが、ショートゲームで寄せ切れずに最後はパーで終えた。

5月21日、全米プロ選手権3日目は寒さの中でのプレーで79と崩れ、右脚の痛みから大会を途中棄権した。まだ右脚をやや引きずり庇いながらプレーなからもドライバーは絶好調、しかしアイアンショットがやや左でグリーンを外すシーンが見られ、パッティングも決められなかった。