「これこそが、このコースの美しい点なんだ。プレーヤーにゴルフをさせる。しかしいくつかのホールでは、リスクを背負って臨まなくてはならない」
その最たる例がホテル越えのティショットを打つ名物ホール、17番パー4となる。
「終盤に迎えるまさに正真正銘のチャンピオンシップホール。プレッシャーのかかる終盤はどのホールでも難しいが、例えば1打差でリードして迎える17番は本当の最終テストになる。パーを取れれば御の字で、バーディのように感じるだろう。それほど困難ホールだ」と、ラームは興奮気味に説明する。
「過去の全英オープンチャンピオンの中には、『セント・アンドリュースで全英を勝たなければ、真のグレートゴルファーとは呼べない』という複数の人がいる。選ばれた少人数のグループだけど、この会場はそれほどのコースで、ゴルフキャリアを次のレベルに引き上げてくれる場所だ」
優勝筆頭候補の一人として、21年大会を迎えたラームは、初日1オーバーでフィニッシュしたものの、2日目以降に挽回。残り3日間は、最終的に優勝したコリン・モリカワ(米国)とまったく同等のスコアの「64」「68」「66」で回り、4打差の3位タイで大会を終えている。つまり、勝敗を分けたのは初日のスコアだった。果たして、ラームは最高の形でスタートを切り、一気に「ゴルフの頂点」へ登り詰められるのか。
その最たる例がホテル越えのティショットを打つ名物ホール、17番パー4となる。
「終盤に迎えるまさに正真正銘のチャンピオンシップホール。プレッシャーのかかる終盤はどのホールでも難しいが、例えば1打差でリードして迎える17番は本当の最終テストになる。パーを取れれば御の字で、バーディのように感じるだろう。それほど困難ホールだ」と、ラームは興奮気味に説明する。
「過去の全英オープンチャンピオンの中には、『セント・アンドリュースで全英を勝たなければ、真のグレートゴルファーとは呼べない』という複数の人がいる。選ばれた少人数のグループだけど、この会場はそれほどのコースで、ゴルフキャリアを次のレベルに引き上げてくれる場所だ」
優勝筆頭候補の一人として、21年大会を迎えたラームは、初日1オーバーでフィニッシュしたものの、2日目以降に挽回。残り3日間は、最終的に優勝したコリン・モリカワ(米国)とまったく同等のスコアの「64」「68」「66」で回り、4打差の3位タイで大会を終えている。つまり、勝敗を分けたのは初日のスコアだった。果たして、ラームは最高の形でスタートを切り、一気に「ゴルフの頂点」へ登り詰められるのか。