＜全英オープン　事前情報◇13日◇セント・アンドリュース オールドコース（スコットランド）◇7313ヤード・パー72＞

金谷拓実が3度目の「全英オープン」を前に心境を語った。過去2回はともに予選落ち。聖地で行われるビッグイベントを前に、強い意気込みを示した。

欧米で武者修行中　金谷拓実のドライバースイングを全英で撮影【連続写真】

昨季の国内ツアー賞金ランキング2位の資格で出場を決めた。海外進出を命題に掲げる金谷にとって、ここから踏ん張って目に見える結果を求めていきたいところだ。

今年に入ってからは、主に欧米ツアーを転戦してきた。両ツアーにおいて9試合（マッチプレーを除く）に出場しながら、予選通過が1度と苦しい結果にも、「前向きに練習に励んでいるので、そんなに心配してもらわなくても（笑）」と、結果だけにとらわれない気持ちで戦ってきた。

海外ツアーで戦うことが大命題。そんな金谷にとって、海外メジャーは世界ランキングを上げる意味でも重要な一戦だ。海外メジャー出場はこれで通算8回目。予選通過はアマチュとして出場した2019年の「マスターズ」のみ。今年はそのマスターズ、「全米プロゴルフ選手権」に続き3試合目。悔しさを晴らす場でもある。