<全英オープン 2日日◇15日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>
18番ホールの花道を歩くタイガー・ウッズ(米国)はキャップで顔を隠しながら、手で涙を拭いていた。
声援に応えながらスウィルカン・ブリッジを渡る【写真】
第150回「全英オープン」2日目は、1バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「75」でプレー。予選通過は叶わなかった。それでも“聖地”に集まったギャラリーは、特大の歓声とスタンディングオベーションでレジェンドを包み込んだ。25年以上にわたりゴルフ界をけん引してきた男に対して、最大の敬意を示したのだ。
ウッズは、こらまで獲得した3つの“クラレット・ジャグ”(全英オープンの優勝カップ)のうち、2つをこの地で掲げた。そして「世界で最もお気に入りのゴルフコース」と公言してはばからない場所でプレーするために、先月の「全米プロゴルフ選手権」は途中棄権したほど。今大会にかける意気込みは強かった。
しかし完全復活を望んでいたゴルフファンの期待には応えられなかった。さらに言えば、コース上で途中から脚を引きずりながら歩く46歳を見ていた一部のファンは、『今大会がウッズにとって最後の全英オープンになるのではないか?』と考えられずにいられなかったはずだ。
18番ホールの花道を歩くタイガー・ウッズ(米国)はキャップで顔を隠しながら、手で涙を拭いていた。
声援に応えながらスウィルカン・ブリッジを渡る【写真】
第150回「全英オープン」2日目は、1バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「75」でプレー。予選通過は叶わなかった。それでも“聖地”に集まったギャラリーは、特大の歓声とスタンディングオベーションでレジェンドを包み込んだ。25年以上にわたりゴルフ界をけん引してきた男に対して、最大の敬意を示したのだ。
ウッズは、こらまで獲得した3つの“クラレット・ジャグ”(全英オープンの優勝カップ)のうち、2つをこの地で掲げた。そして「世界で最もお気に入りのゴルフコース」と公言してはばからない場所でプレーするために、先月の「全米プロゴルフ選手権」は途中棄権したほど。今大会にかける意気込みは強かった。
しかし完全復活を望んでいたゴルフファンの期待には応えられなかった。さらに言えば、コース上で途中から脚を引きずりながら歩く46歳を見ていた一部のファンは、『今大会がウッズにとって最後の全英オープンになるのではないか?』と考えられずにいられなかったはずだ。