ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は「全英オープン」が行われているセント・アンドリュース(スコットランド)から。
それぞれの組にひとり、バンカーレーキを持って歩くスタッフがいる【大会写真】
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“ゴルフの総本山”といわれるR&Aが主催、運営している「全英オープン」。その歴史は長く、今大会は第150回目という大きな節目を迎えるほどです。ギャラリーも過去最多となる29万人が来場。その規模の大きさに驚きますが、コース内では選手たちがプレーを円滑に進めることができるように、いろんな役割のスタッフが動いています。
まず、目がいくのが、選手のスコアを知らせるキャリングボードを持つボランティアさん。大会初日に松山英樹の組を担当していたのは、幼少期に日本のインターナショナルスクールに通っていたケンタロウくん。「興奮するよ!」と話してコースに飛び出していきました。
そしてその隣にピタリとくっついている人は、何やら手に持っている…。よくよく見たら、それはバンカーレーキ。なんとこの全英オープンでは、バンカーをならす“専用”のスタッフが組にひとり、必ず帯同しているんです。確かに、コースを思い返してみると、いたるところに点在するポットバンカー近くにバンカーレーキは置いてありません。選手がバンカーから打ち終えると、通常ならキャディがならします。キャディがバンカーをならさずにそのまま立ち去る、という姿はなんとも驚きでした。
それぞれの組にひとり、バンカーレーキを持って歩くスタッフがいる【大会写真】
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“ゴルフの総本山”といわれるR&Aが主催、運営している「全英オープン」。その歴史は長く、今大会は第150回目という大きな節目を迎えるほどです。ギャラリーも過去最多となる29万人が来場。その規模の大きさに驚きますが、コース内では選手たちがプレーを円滑に進めることができるように、いろんな役割のスタッフが動いています。
まず、目がいくのが、選手のスコアを知らせるキャリングボードを持つボランティアさん。大会初日に松山英樹の組を担当していたのは、幼少期に日本のインターナショナルスクールに通っていたケンタロウくん。「興奮するよ!」と話してコースに飛び出していきました。
そしてその隣にピタリとくっついている人は、何やら手に持っている…。よくよく見たら、それはバンカーレーキ。なんとこの全英オープンでは、バンカーをならす“専用”のスタッフが組にひとり、必ず帯同しているんです。確かに、コースを思い返してみると、いたるところに点在するポットバンカー近くにバンカーレーキは置いてありません。選手がバンカーから打ち終えると、通常ならキャディがならします。キャディがバンカーをならさずにそのまま立ち去る、という姿はなんとも驚きでした。