今年の「全英オープン」は、キャメロン・スミス(オーストラリア)が優勝を果たした。聖地セント・アンドリュースで行われた全英オープンでのトータル20アンダーでの勝利は、タイガー・ウッズ(米国)が2000年に記録したトータル19アンダーを上回る最多アンダースコア記録。そしてオーストラリア勢としては、ロイヤル・セントジョージズを舞台に行われた1993年大会覇者グレッグ・ノーマン以来の快挙となった。
全英を制したキャメロン・スミスの最新スイング【連続写真】
優勝インタビューではファンへの感謝とともに、「これはオージーみんなの勝利だ」と誇らしげに宣言。第150回という節目を迎えた今大会だが、オーストラリア勢の全英覇者はスミス、ノーマン以外に3人いる。54年大会からの3連覇を含む全英5勝を挙げているピーター・トムソンが第一人者。その道を切り開くと、60年大会でケル・ネイグル、それから26年後の86年大会でノーマンが全英初優勝。そして91年大会のイアン-ベイカー・フィンチがオーストラリア勢4人目。93年大会のノーマン2勝目をはさみ、29年ぶりに5人目のスミスへとつながった。
長い歴史の中でスミスを含めて88人のチャンピオンが誕生してきたが、その出身国は14カ国に限られる。全英5勝のトム・ワトソンをはじめ、3勝のタイガーや昨年覇者のコリン・モリカワらの米国が31人で堂々の1位。そして2位にスコットランドの22人、3位にイングランドの14人と“地元勢”が続く。実は“英国”という括りにすると、ここに北アイルランドの3人を加えて39人となり、米国を上回る。
そして今回5人目の全英チャンピオンが生まれたオーストラリアが、ボビー・ロック、ゲーリー・プレーヤー、アーニー・エルス、ルイ・ウーストハウゼンの4人の全英チャンピオンがいる南アフリカをかわして単独4位に。次回のチャンピオンはどの国から生まれるのか。日本もチャンピオンのリストに加われるのか。2023年の第151回大会はロイヤル・リバプール(イングランド)で行われる。
【全英オープン国別優勝者数】
1位:米国 31人
2位:スコットランド 22人
3位:イングランド 14人
4位:オーストラリア 5人
5位:南アフリカ 4人
6位:北アイルランド 3人
7位:アイルランド 2人
8位:アルゼンチン、フランス、イタリア、ニュージーランド、スペイン、スウェーデン、ジンバブエ 各1人
全英を制したキャメロン・スミスの最新スイング【連続写真】
優勝インタビューではファンへの感謝とともに、「これはオージーみんなの勝利だ」と誇らしげに宣言。第150回という節目を迎えた今大会だが、オーストラリア勢の全英覇者はスミス、ノーマン以外に3人いる。54年大会からの3連覇を含む全英5勝を挙げているピーター・トムソンが第一人者。その道を切り開くと、60年大会でケル・ネイグル、それから26年後の86年大会でノーマンが全英初優勝。そして91年大会のイアン-ベイカー・フィンチがオーストラリア勢4人目。93年大会のノーマン2勝目をはさみ、29年ぶりに5人目のスミスへとつながった。
長い歴史の中でスミスを含めて88人のチャンピオンが誕生してきたが、その出身国は14カ国に限られる。全英5勝のトム・ワトソンをはじめ、3勝のタイガーや昨年覇者のコリン・モリカワらの米国が31人で堂々の1位。そして2位にスコットランドの22人、3位にイングランドの14人と“地元勢”が続く。実は“英国”という括りにすると、ここに北アイルランドの3人を加えて39人となり、米国を上回る。
そして今回5人目の全英チャンピオンが生まれたオーストラリアが、ボビー・ロック、ゲーリー・プレーヤー、アーニー・エルス、ルイ・ウーストハウゼンの4人の全英チャンピオンがいる南アフリカをかわして単独4位に。次回のチャンピオンはどの国から生まれるのか。日本もチャンピオンのリストに加われるのか。2023年の第151回大会はロイヤル・リバプール(イングランド)で行われる。
【全英オープン国別優勝者数】
1位:米国 31人
2位:スコットランド 22人
3位:イングランド 14人
4位:オーストラリア 5人
5位:南アフリカ 4人
6位:北アイルランド 3人
7位:アイルランド 2人
8位:アルゼンチン、フランス、イタリア、ニュージーランド、スペイン、スウェーデン、ジンバブエ 各1人