＜トランジションズ選手権　最終日◇18日◇イニスブルックリゾート・コパーヘッドコース(7,340ヤード・パー71)＞

　米国男子ツアー「トランジションズ選手権」最終日。米ツアー初優勝に挑んだベ・サンムン(韓国)だったが、あと一歩及ばず2位タイで4日間を終えた。

ベ・サンムンのプロフィール＆今季成績

　首位と1打差の3位タイからスタートしたベは2番、3番と連続バーディを奪うと5番もバーディと序盤から猛チャージをかける。しかし、6番をボギーとするとここで勢いはストップ。後半は10番でバーディを奪ったが、あと一歩混戦を抜け出すことが出来ずトータル13アンダーでホールアウト。勝負はルーク・ドナルド(イングランド)、ジム・フューリク(米国)、ロバート・ギャリガス(米国)とのプレーオフとなった。

　18番で行われたプレーオフ1ホール目。頂点へ向け最後まで攻め続けたベだったが、4人のうち唯一バーディを奪ったドナルドに及ばず2位タイ。大躍進を続ける日本ツアーの賞金王も、最後は史上初の欧州米国ダブル賞金王に格の違いを見せ付けられた。それでも、2位タイは自身最高位。米ツアー優勝へ着実に力をつけている。

【最終結果】
優勝：ルーク・ドナルド(-13)※プレーオフ
2位T：ベ・サンムン(-13)
2位T：ロバート・ギャリガス(-13)
2位T：ジム・フューリク(-13)
5位T：スコット・ピアシー(-12)
5位T：ジェフ・オーバートン(-12)
5位T：アーニー・エルス(-12)
5位T：ケン・デューク(-12)
9位：ボ・バン・ペルト(-11)