＜マスターズ　3日目◇7日◇オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)＞

　今季の米国男子メジャー初戦「マスターズ」は3日目が終了。トータル9アンダーまでスコアを伸ばしたピーター・ハンソン(スウェーデン)が単独首位。2位にはフィル・ミケルソン(米国)、3位にルイ・ウーストハウゼン(南アフリカ)、4位にバッバ・ワトソン(米国)が1打差ずつで続き混戦となっている。

4度目の優勝なるか！ミケルソンが1打差2位に浮上

　40位タイでスタートしたタイガー・ウッズ(米国)は3番、4番で連続バーディを奪う最高の立ち上がりを見せる。しかし、6番をボギーとすると9番でもボギーを叩き前半はイーブン。首位との差を縮めなくてはいけない立場だったが、後半は1つもバーディを奪えないままホールを消化。結局、2バーディ・2ボギーでホールアウトしたウッズは、順位は38位タイに浮上したものの、首位とは12打差となり7年ぶりの優勝は絶望的に。「今週はパットが良くない。パー5でもなかなか上手くいかないし3日間苛立っている。でも、やり続けるしかないね」と諦めムードを漂わせていた。

　昨年のリベンジに燃えるローリー・マキロイ(北アイルランド)は、首位とは1打差と絶好の位置からスタートするが、前半から2つのダブルボギーを叩くなどして大きく後退。3バーディ・4ボギー・2ダブルボギーとスコアを5つ落としてしまいトータル1オーバー27位タイで最終日へ。今年もグリーンジャケットが遠のいてしまった。

【3日目の順位】
1位：ピーター・ハンソン(-9)
2位：フィル・ミケルソン(-8)
3位：ルイ・ウーストハウゼン(-7)
4位：バッバ・ワトソン(-6)
5位：マット・クーチャー(-5)
6位T：パドレイグ・ハリントン(-4)
6位T：ハンター・メイハン(-4)
6位T：ヘンリック・ステンソン(-4)
6位T：リー・ウェストウッドン(-4)
10位：ポール・ローリー(-3)