西海岸シリーズの最終戦でタイガー・ウッズ(米国)がホストを務める「ジェネシス招待」(米カリフォルニア州)と、フロリダスイングの第1戦「アーノルド・パーマー招待」に挟まれているホンダ・クラシックは昨今、多くのトップ選手が出場を見送る大会となっている。「その上、来年からジェネシス招待もパーマー招待も高額賞金になり、その翌週はプレーヤーズ選手権となると、ホンダ・クラシックの出場を見送る選手がさらに増える…」ということも危惧している。ちなみに、来季のホンダ・クラシックの賞金総額は840万ドル(約12億円)。高額賞金大会の半分以下だ。
「そのような試合はホンダ・クラシックだけではない。バルスバー選手権もWGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレーの前週で、トップ選手不在となるのではと心配している。とはいえ、ホンダ・クラシックの会場に入れば多くのファンがトーナメントを楽しんでいる。トップ選手が不在でもさらに盛り上げて行くことを考えたい」と82歳は思慮を巡らせている。
メジャー18勝、PGAツアー通算73勝と輝かしい成績を残すニクラスだが、ツアー生涯獲得賞金は約573万ドル(約8億3800万円)。歴代で300位以下だ。「今の選手たちは信じられない金額の賞金をプレーしている。しかし、ほかのプロスポーツを見てもみな同じように発展している」と話した。(文・武川玲子=米国在住)
「そのような試合はホンダ・クラシックだけではない。バルスバー選手権もWGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレーの前週で、トップ選手不在となるのではと心配している。とはいえ、ホンダ・クラシックの会場に入れば多くのファンがトーナメントを楽しんでいる。トップ選手が不在でもさらに盛り上げて行くことを考えたい」と82歳は思慮を巡らせている。
メジャー18勝、PGAツアー通算73勝と輝かしい成績を残すニクラスだが、ツアー生涯獲得賞金は約573万ドル(約8億3800万円)。歴代で300位以下だ。「今の選手たちは信じられない金額の賞金をプレーしている。しかし、ほかのプロスポーツを見てもみな同じように発展している」と話した。(文・武川玲子=米国在住)