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ZOZOチャンピオンシップ最終日の「悔し涙」と「うれし涙」【舩越園子コラム】

ZOZOチャンピオンシップ最終日の「悔し涙」と「うれし涙」【舩越園子コラム】

配信日時:2022年10月17日 12時00分

もしかしたら、この日、プロ2年目の弱冠20歳の久常が悔し涙を流したことは、あっさりトップ10入りするよりも「結果的には良かった」と思える日が、いつか来るのかもしれない。今後、DPワールド(欧州)ツアーの予選会に挑み、欧州経由でPGAツアーを目指すつもりだという久常には、そういう日を到来させるべく、一層の頑張りを期待したい。

ところで、とんでもないプレッシャーを感じていたのは久常ばかりではなかった。優勝争いを演じていた最終組の3人の精神状態も、やっぱり尋常ではなかった様子だ。

キーガン・ブラッドリー(米国)は2018年「BMW選手権」以来、アンドリュー・パットナム(米国)は18年「バラクーダ選手権」以来、リッキー・ファウラー(米国)は19年「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」以来の勝利を目前にして、3人とも多大なるプレッシャーに苛まれていた。

「ボギーを叩いた16番はバンカーからシャンクした。あんなミスをしたのはキャリア初だった」と振り返ったブラッドリーが、17番でバーディーを奪い返し最後は1打差で勝利。たが、すでに4勝を挙げていた実力者であっても、4年半ぶりの優勝を目前にしたとき、突然襲われるプレッシャーは想像を絶するもののようだ。

長尺パターを武器にして11年「全米プロゴルフ選手権」を制したブラッドリーだが、ゴルフルールが改訂され、レギュラーパターに持ち替えたころからスランプに陥った。18年のBMW選手権は6年ぶりの優勝だったが、それから再び不調にあえぎ、それでもPGAツアーになんとか生き残ってきた。サバイバルな日々を潜り抜け、通算5勝目を挙げたブラッドリーの目に、みるみる、うれし涙が溢れた。

3年前、ZOZOチャンピオンシップが日本で初開催され、タイガー・ウッズ(米国)が通算82勝目を挙げたあの歴史的な勝利を、ウッズと同組で回っていたブラッドリーは自身の悔しさをかみしめながら自分の目にしっかりと焼き付けていたという。

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