とはいえ、終わってみれば、栄冠を掴み取ったのは、世界ランキング最上位のパワーだった。「初めて大会の注目選手になった」と喜んでいたパワーは、首位で迎えた最終日を5バーディー・4ボギーで回り、2位に1打差のトータル19アンダーで勝利。
「終盤は(ボギーが続いて)苦しい戦いだったけど、なんとかやり遂げることができて、うれしい」
パワーの戦いぶりと達成感を噛み締めていた彼の笑顔は、観戦していて良かったと感じさせてくれた。大会の面白さや魅力は、世界ランキングの高さだけではないことを、今年のバターフィールド・バミューダ選手権はあらためて示してくれたように思う。
文/舩越園子(ゴルフジャーナリスト)
「終盤は(ボギーが続いて)苦しい戦いだったけど、なんとかやり遂げることができて、うれしい」
パワーの戦いぶりと達成感を噛み締めていた彼の笑顔は、観戦していて良かったと感じさせてくれた。大会の面白さや魅力は、世界ランキングの高さだけではないことを、今年のバターフィールド・バミューダ選手権はあらためて示してくれたように思う。
文/舩越園子(ゴルフジャーナリスト)