自身がホストを務める「ヒーローワールドチャレンジ」を右足痛のため欠場しているタイガー・ウッズ（米国）だが、初日は米国内で放映しているゴルフチャンネルのTVブースへ登場。解説を務めるポール・エージンガー（米国）と談笑し、その中で13歳の愛息チャーリー君に、自身が父のアールさんから受けた有名な“スパルタ”教育を実践していることを明かした。

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それはショットを打つときにあらゆる手段で“邪魔”をすること。携帯電話を鳴らすこと、カートのブレーキを踏む、モノを投げる…。「ノンストップだ（笑）」とタイガー。

「とにかくチャーリーの邪魔をしたい。もし僕がチャーリーの邪魔に成功したら、誰か他の人もできるということ。もし僕にできなかったら、誰にもできないということ。それは僕の父が信じていたことだ」と話し、その結果自身が動じない選手になったこと、チャーリー君にも同じ道を歩ませたいと願った。

またタイガーがプロ転向した当時、1990年代にはプロ同士でも、そんな“邪魔”をすることが横行していたという。

「ジング（エージンガー）なら分かると思う。誰とは名前は挙げないが、ある一定の選手たちは、クラブやシューズでタイミングを見計らったように音を出して邪魔をした。早く歩き始めたり…。僕がツアーに入ったころはそうだった。もう多くの選手が知らないことだけど、でもそういうことはあったんだ」とタイガーは振り返った。