タイガー・ウッズ（米国）が2010年「マスターズ」最終日に着用した“赤シャツ”が、サイン入りでゴールデンエイジ・オークションに出展された。

2010年マスターズ最終日、どんなウェアを着ていた？【写真】

12月9日に5000ドル（約68万円）からスタートし、午後5時時点で59,500ドル（約810万円）までに上昇中。ナイキ社の襟付きの赤いシャツにタイガーによる直筆で“2010 Masters Final Round”と書かれ、実際に最終日に着用されたもの。

前年の09年11月、米国の感謝祭休暇中にフロリダ州オーランドの自宅前で消火栓にぶつかる自動車事故を起こし、その後未曾有の女性スキャンダルに発展。「ゴルフをしばらく休む」と約4か月間ツアーから撤退したが、10年マスターズで復帰した。タイガーは崔京周（韓国）と並び4位で終え、フィル・ミケルソン（米国）が勝利した。

タイガーのトレードマークの赤シャツの出展は稀で、今年4月に515万ドル以上で落札された00〜01年に四大メジャーを制覇した“タイガー・スラム”に使用したアイアンセット、9月に32万8576ドル（約4468万円）で落札されたバックアップ用のスコティ・キャメロンのパターには届かないとみられるが、タイガーのコレクションの中では最も高値の一つになると予想されている。

入札は10日（土）、米国東海岸時間の午後8時（日本時間11日午前10時）に締め切られる。（文・武川玲子=米国在住）