これまではOWGRが新たに承認するツアーは「あるのか?」「ないのでは?」と見方は分かれていた中で、スターと呼ばれる選手が皆無に近いメキシコツアーでさえ認められたのだから、スター選手が勢揃いしているLIVゴルフが今後、「認められないはずはないよね」と誰にも思えてくるのではないだろうか。OWGRとて「世界の総意」を無視することはできなくなるのではないだろうか。
その意味では、メキシコツアーがOWGRから新たに承認されたことは、LIVゴルフに先行するうれしい前例と考えることができる。
さらに言えば、メキシコツアーは2017年の創設から5年、OWGRに申請を提出してから16カ月の歳月を経て、今年から世界ランキングの対象ツアーとして承認されたのだから、昨年6月に創設されたばかりのLIVゴルフだって、即座の承認は難しくても、数年後に承認される可能性は大いにある。
「そうなってほしい」という意味ではない。「そうなってほしくない」という意味でもない。あくまでもフェアな視点に立って眺めた場合の「可能性の話」だ。
昨年、一気に高まったPGAツアーとLIVゴルフの確執は、浮上してきた1つ1つの事象を、それぞれがどう受け止め、どう解釈し、どう表現したかによって、人々にもたらした印象は様変わりしたように思う。
PGAツアーに残った選手もLIVゴルフへ移籍した選手も、あるいはPGAツアーを率いるジェイ・モナハン会長もLIVゴルフを率いるグレッグ・ノーマンCEOも、1つ1つの事実に対する意見や見方、発信の仕方が少しばかり違っていたら、周囲への影響の仕方は大きく異なっていたのだと思う。
その意味では、メキシコツアーがOWGRから新たに承認されたことは、LIVゴルフに先行するうれしい前例と考えることができる。
さらに言えば、メキシコツアーは2017年の創設から5年、OWGRに申請を提出してから16カ月の歳月を経て、今年から世界ランキングの対象ツアーとして承認されたのだから、昨年6月に創設されたばかりのLIVゴルフだって、即座の承認は難しくても、数年後に承認される可能性は大いにある。
「そうなってほしい」という意味ではない。「そうなってほしくない」という意味でもない。あくまでもフェアな視点に立って眺めた場合の「可能性の話」だ。
昨年、一気に高まったPGAツアーとLIVゴルフの確執は、浮上してきた1つ1つの事象を、それぞれがどう受け止め、どう解釈し、どう表現したかによって、人々にもたらした印象は様変わりしたように思う。
PGAツアーに残った選手もLIVゴルフへ移籍した選手も、あるいはPGAツアーを率いるジェイ・モナハン会長もLIVゴルフを率いるグレッグ・ノーマンCEOも、1つ1つの事実に対する意見や見方、発信の仕方が少しばかり違っていたら、周囲への影響の仕方は大きく異なっていたのだと思う。