＜ソニー・オープン・イン・ハワイ　最終日◇15日◇ワイアラエCC（米ハワイ州）◇7044ヤード・パー70＞

連覇を目指した戦いは48位タイに終わった。上位を追うはずだった最終日。松山英樹は2バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「71」に終わり、トータル7アンダーにとどまり、悔しい結果となってしまった。

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出だしの1番から2メートルのチャンスにつけたがこれを外すと、その後も波に乗れない。バーディが先行したが、チャンスを決めきれない展開。後半に入ってもダブルボギーを叩くなど好転の気配がなく、最終ホールでバーディを奪うのがやっと。「ディフェンディングの試合としてはなかなか思うように結果を出せなかった」と厳しい表情だ。

昨年から痛めていた首の状態も思わしくない。前日は痛みもなく5つスコアを伸ばしたが、この日は途中でトレーナーからマッサージをうけるなど気がかりな場面もあった。「なかなか思うようにならない。すぐにはよくならないという感じです」と次戦以降に向けて回復が必要な状態だという。

「1週間休んでいい状態に戻せるようにしたい」と次週は参戦せずに休養と調整に充てる予定。「ショットに関してはある程度のものが出せた。いいプレーができるくらいにはなった」と持ち味の感触は悪くない。苦戦したパッティング、そして体調面を戻し、2週後のカリフォルニアへと向かうことになる。