2月25日は、松山英樹の誕生日。1992年生まれで32歳を迎えた。先週の米国男子ツアー「ジェネシス招待」で2年ぶりの米ツアー通算9勝目を挙げ、誕生日を前に約6億円の賞金を獲得した。

松山のこれまでの戦績を振り返る。2011年に「マスターズ」に出場し、27位タイで日本人史上初のローアマチュアに輝く。同年の日本ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」で倉本昌弘、石川遼に続くアマチュア優勝を果たすと、プロ転向初年度の13年には4勝を挙げて賞金王となった。

14年から米ツアーに主戦場を移し「ザ・メモリアル・トーナメント」で米初優勝。16年の「ウェイスト・マネージメント・フェニックスOP」でツアー2勝目を挙げた。18年以降は勝利から遠ざかっていたが、21年の「マスターズ」で悲願のメジャーV。アジア勢初の快挙を達成した。同年の「ZOZOチャンピオンシップ」でも勝利を挙げている。

22年は「ソニー・オープン・イン・ハワイ」で米ツアー8勝目を飾り、24年シーズンはショットとパッティングに悩みながら開幕戦を迎えるも、徐々に復調を見せてシーズン6試合目にして栄冠をつかんだ。

次戦は3月7日から開催される「アーノルド・パーマー招待」の予定。4月に開催されるマスターズに向けて調子を整えていきたい。