米国男子ツアーのフェデックスカップ・フォール第2戦「サンダーソン・ファームズ選手権」を終えて、最新のフェデックスカップ・フォールランキングが発表された。
フェデックスカップ・フォールの最大の目的は、レギュラーシーズン終了時点でランキング51位以下の選手が、来季出場権獲得のために順位を維持、または上げること。レギュラーシーズンのポイントが持ち越され、8試合の“延長戦”で出場権が争われる。最終戦終了時点で125位以内に入れば来季シード権を獲得。51~60位で終えれば“高額賞金大会”2試合の出場権が与えられる。
今大会でツアー初優勝を果たしたユ・チュンアン(台湾)が500ポイント(pt)を獲得。96位から59位(969pt)にジャンプアップした。来季シード権を確実なものとして、高額賞金大会出場圏内に潜り込んだ。
予選落ちに終わった久常涼は86位から89位(522pt)に後退。ただし、ただ、シード権獲得の“当確”ラインはすでに越えている。
レギュラーシーズンをトップ50で終えた選手も、フェデックスカップ・フォールには出場可能。ただし、フェデックスポイントの獲得はない。次戦は米国のユタ州で「ブラックデザート選手権」(10月10~13日)が行われ、日本で唯一開催させる「ZOZOチャンピオンシップ」は10月24日に開幕する。