＜全米プロゴルフ選手権　最終日◇12日◇キアワ・アイランド・ゴルフリゾート(7,676ヤード・パー72)＞

　キアワ・アイランド・ゴルフリゾートを舞台に開催された、今季のメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の最終日。第3ラウンドを首位で終えたローリー・マキロイ(北アイルランド)が、最終ラウンドで6バーディ・ノーボギーの“66”をマーク。トータル13アンダーで2位に8打差をつける圧勝劇を演じた。

【特集】全米プロゴルフ選手権2012

　マキロイは昨年の「全米オープン」に続くメジャー2勝目。今季は「ザ・ホンダ・クラシック」で優勝するも、メジャーの舞台ではなかなか結果を残せなかった。今大会は初日に首位とは1打差と好スタートを切ると、2日目に伸び悩んだが第3ラウンド、第4ラウンドでチャージをかけて見せた。2位に8打差をつけての優勝は、1980年のジャック・二クラス(米国)の7打差を上回る大会史上最多差記録。

　マキロイとは5打差で最終ラウンドをスタートしたタイガー・ウッズ(米国)は、2バーディ・2ボギーと伸び悩み、トータル2アンダー11位タイでフィニッシュ。今年もメジャータイトル獲得はならなかった。

【最終結果】
優勝：ローリー・マキロイ(-13)
2位：デビッド・リーン(-5)
3位T：ジャスティン・ローズ(-4)
3位T：キーガン・ブラッドリー(-4)
3位T：イアン・ポールター(-4)
3位T：カール・ペターソン(-4)
7位T：ブレイク・アダムス(-3)
7位T：ジェイミー・ドナルドソン(-3)
7位T：ピーター・ハンソン(-3)
7位T：スティーブ・ストリッカー(-3)
11位T：タイガー・ウッズ(-2)他6名