<マスターズ 3日目◇13日◇オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
2日目の15番パー5でドロップポイントの誤りから失格騒動にまで発展したタイガー・ウッズ(米国)。ウッズは3打目を池に落とし元の位置からの打ち直しを選択したものの、約2ヤード左後方にドロップしてプレーを続行。本来ならば誤所からのプレーにより2罰打を加えなければならないが、そのままスコアカードに署名をして提出した。
タイガー、失格騒動も動じず4打差「優勝目指す」
マスターズ委員会はテレビ視聴者からの指摘を受けて、翌日になってウッズを呼び出して協議。結果、2罰打を加えてトータル1アンダーの19位タイからスタートさせるという裁定を下した。罰打を加えずにスコアカードを提出したことで、本来ならば過少申告により失格となるはずだったが、ペナルティは2罰打のみ。これには米メディアも「前代未聞のタイガー・ルールだ」などと批判的な論調を展開。ニック・ファルドらも「失格になるべき」などとコメントした。
だが、ウッズ自身はこの日のホールアウト後自らのミスを認めた上で「明らかにハリントン・ルールだと思う」と今回の裁定について口を開いた。
ウッズを失格から救ったのは、ゴルフ規則33-7/4.5にあたる“正当な措置と判断したときは、例外的な事例に限って、個々に、競技失格の罰を免除したり修正することができる”というルール。2011年に新規追加された比較的新しいもので、このルールが追加される1つの要因となったのが、ウッズが口にした“ハリントン事件”だった。
2日目の15番パー5でドロップポイントの誤りから失格騒動にまで発展したタイガー・ウッズ(米国)。ウッズは3打目を池に落とし元の位置からの打ち直しを選択したものの、約2ヤード左後方にドロップしてプレーを続行。本来ならば誤所からのプレーにより2罰打を加えなければならないが、そのままスコアカードに署名をして提出した。
タイガー、失格騒動も動じず4打差「優勝目指す」
マスターズ委員会はテレビ視聴者からの指摘を受けて、翌日になってウッズを呼び出して協議。結果、2罰打を加えてトータル1アンダーの19位タイからスタートさせるという裁定を下した。罰打を加えずにスコアカードを提出したことで、本来ならば過少申告により失格となるはずだったが、ペナルティは2罰打のみ。これには米メディアも「前代未聞のタイガー・ルールだ」などと批判的な論調を展開。ニック・ファルドらも「失格になるべき」などとコメントした。
だが、ウッズ自身はこの日のホールアウト後自らのミスを認めた上で「明らかにハリントン・ルールだと思う」と今回の裁定について口を開いた。
ウッズを失格から救ったのは、ゴルフ規則33-7/4.5にあたる“正当な措置と判断したときは、例外的な事例に限って、個々に、競技失格の罰を免除したり修正することができる”というルール。2011年に新規追加された比較的新しいもので、このルールが追加される1つの要因となったのが、ウッズが口にした“ハリントン事件”だった。