<マスターズ 最終日◇13日◇オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
米国男子メジャー「マスターズ」はバッバ・ワトソン(米国)の2年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。マスターズ6回目の出場で2度の優勝はアーノルド・パーマーらに並ぶ記録となる。
35年の壁に挑んだ20歳のスピース、ワトソンの前に散る
ところで、左にドッグレッグしているホールが多いオーガスタはコントロールしにくいドローボールで攻める選手より、ボールを止めやすいフェードでコースなりに攻めることができるレフティに有利と言われている。事実、2003年にマイク・ウィア(カナダ)が優勝して以来、フィル・ミケルソン(米国)が3勝(04、06、10)、ワトソンが2勝(12、14)とここ11年でレフティだけで6勝を挙げている。
だが、ワトソンの場合は少し事情が違うかもしれない。たしかに、極端なまでのカット打ちでスライスボールを打つワトソンはオーガスタ向きとも言えるが、ウィア、ミケルソンとの違いはその極端なまでの高弾道と飛距離だ。
今大会の平均飛距離305.62ヤードは全選手中もちろん1位。この日パトロンの度肝を抜いたのは2つのパー5だ。
米国男子メジャー「マスターズ」はバッバ・ワトソン(米国)の2年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。マスターズ6回目の出場で2度の優勝はアーノルド・パーマーらに並ぶ記録となる。
35年の壁に挑んだ20歳のスピース、ワトソンの前に散る
ところで、左にドッグレッグしているホールが多いオーガスタはコントロールしにくいドローボールで攻める選手より、ボールを止めやすいフェードでコースなりに攻めることができるレフティに有利と言われている。事実、2003年にマイク・ウィア(カナダ)が優勝して以来、フィル・ミケルソン(米国)が3勝(04、06、10)、ワトソンが2勝(12、14)とここ11年でレフティだけで6勝を挙げている。
だが、ワトソンの場合は少し事情が違うかもしれない。たしかに、極端なまでのカット打ちでスライスボールを打つワトソンはオーガスタ向きとも言えるが、ウィア、ミケルソンとの違いはその極端なまでの高弾道と飛距離だ。
今大会の平均飛距離305.62ヤードは全選手中もちろん1位。この日パトロンの度肝を抜いたのは2つのパー5だ。