まずは前半の8番ホール。フェアウェイ右には選手が警戒する約290ヤードで越えるバンカーがあるが、ワトソンは「あのバンカーは問題じゃない」と軽々キャリーでオーバー。落下地点が打ち上げにもかかわらず約330ヤードのビッグドライブを見せてバーディを奪うと、首位に立っていたジョーダン・スピース(米国)はボギー。ここが勝負の分かれ目となった。
そして、後半唯一のバーディを奪った13番パー5ではティショットで左の木の上をショートカットして約360ヤードを記録した。510ヤードのパー5で持ったセカンドのクラブは56°のウェッジ。これには同組のスピースも「バッバの13番は忘れることができない。70ヤード先のOBかと思ったら…。セカンドはウェッジだったんだよ?」と脱帽するしかなかった。
しかし、当のワトソンはこのコースが自分にあっているかと聞かれると、「ノー。僕のホームコースはとても簡単だから。そっちのほうが好きだよ(笑)。ただ、今年ラッキーだったのは11番。木が低くなっていたことで僕にとっては少し簡単になったんだ」。飛距離だけがゴルフではない。だが、この日ばかりは規格外の飛距離と高弾道が勝利の要因になったことは間違いない。
そして、後半唯一のバーディを奪った13番パー5ではティショットで左の木の上をショートカットして約360ヤードを記録した。510ヤードのパー5で持ったセカンドのクラブは56°のウェッジ。これには同組のスピースも「バッバの13番は忘れることができない。70ヤード先のOBかと思ったら…。セカンドはウェッジだったんだよ?」と脱帽するしかなかった。
しかし、当のワトソンはこのコースが自分にあっているかと聞かれると、「ノー。僕のホームコースはとても簡単だから。そっちのほうが好きだよ(笑)。ただ、今年ラッキーだったのは11番。木が低くなっていたことで僕にとっては少し簡単になったんだ」。飛距離だけがゴルフではない。だが、この日ばかりは規格外の飛距離と高弾道が勝利の要因になったことは間違いない。