R&A:楽観視している雰囲気を感じるが。
ウッズ:たぶん、自分のプレーの状態が良いからだ。ソリッドにボールが打てて、コントロールができている。この場に来て、左右だけではなく弾道もしっかりと変えられる。それも楽に弾道の変化をつけられているからね。このコースでは、それができなければスコアは作れない。ボールを上手に動かせなければならないんだ。低弾道のドローボールと、低弾道のフェードでは、地面に落ちたボールの動きが大きく異なる。30〜50ヤードの違いが出ることもある。それを理解すること、そしてコントロールすることが非常に重要だ。
R&A:ウッズ選手は常に優勝を目指してプレーしているのはみんなが知っている。今は復調気味で、大幅なスイング変更にも挑んでいる。ただ苦しんでいた時には引退の二文字もちらついたか。
ウッズ:引退?まだまだ早いよ!昨年の手術以来、ようやく身体も元に戻ってきた。普通は4か月から6か月で完治するというけど、ツアーでプレーしている選手やほかのアスリートに聞けばわかるが、本当に回復をするのには1年はかかるものだ。短期間で“ある程度”は戻るが、完全な状態になるのには1年間必要だ。スイングを変えていなければより早く元の状態に戻れたかもしれないが、同時に変更をしているので時間がかかっている。
R&A:ジャック・ニクラウスの記録をいまだに抜けると信じているのか。それとも、それは困難なことだと受け止めているのか。
ウッズ:そんなことはまったくない。まだ40歳にもなっていないし、若いんだから!ここにいる一部の人間は、もうすでに終わった選手だと思っているかもしれない。でも私はこうしてあなた方の目の前に座っている。プレーするのが大好きで、トーナメントで戦うのが大好きだ。こういったイベントがたまらなく好きなんだ。
R&A: コース上に出ると、2000年と2005年で優勝した時の感情はこみあげてくるものか。
ウッズ: 確実にね。うん、絶対そうだ。さらにいえば、95年のことも思い出す。引退前のアーノルド(パーマー)が、セントアンドリュースで最後にプレーした時だ。ジャック(ニクラウス)と最後に一緒にプレーした時には、強風でプレーが中断した。ボールが自分のほうに戻ってきてしまうのだから、すごい経験をさせてもらったよ(笑)。ダフ(ジェイソン・ダフナー)とも話をしたけど、あの時ダフは3メートル弱のパットをカップに近づけた。だけど残り1メートル強のパットを打ったらボールが戻ってきたと言っていたよ。もう一度打って、カップを通り過ぎたからボールをマークした。ボールを戻すと、今度は風でボールがカップに吸い込まれそうになった!それで結局中断が決まったんだ。様々なコンディションを見てきたし、ここでのプレーはいつもワクワクするんだ。
R&A:オールド・コースが大好きなのは知っているが、ウッズ選手を引きつけるセントアンドリュースのどこがそれほどスペシャルなのか。
ウッズ:ゴルフの聖地、それは誰もが知っていること。個人的には色々なプレーが楽しめるのが、素晴らしい。死ぬ前に一つだけやりたいことがあってね。ここで、18番ホールから逆行でプレーしてみたいんだ。一度だけでいいから、本当にやってみたい。どうしてそこにバンカーが置かれているのが分かるだろうし、最高だろうな。すべてが明確になるし、すべてが完全にインプレーだ。その日が本当にやってくれば、とても楽しいだろう。
提供:全英オープン日本版公式サイト
ウッズ:たぶん、自分のプレーの状態が良いからだ。ソリッドにボールが打てて、コントロールができている。この場に来て、左右だけではなく弾道もしっかりと変えられる。それも楽に弾道の変化をつけられているからね。このコースでは、それができなければスコアは作れない。ボールを上手に動かせなければならないんだ。低弾道のドローボールと、低弾道のフェードでは、地面に落ちたボールの動きが大きく異なる。30〜50ヤードの違いが出ることもある。それを理解すること、そしてコントロールすることが非常に重要だ。
R&A:ウッズ選手は常に優勝を目指してプレーしているのはみんなが知っている。今は復調気味で、大幅なスイング変更にも挑んでいる。ただ苦しんでいた時には引退の二文字もちらついたか。
ウッズ:引退?まだまだ早いよ!昨年の手術以来、ようやく身体も元に戻ってきた。普通は4か月から6か月で完治するというけど、ツアーでプレーしている選手やほかのアスリートに聞けばわかるが、本当に回復をするのには1年はかかるものだ。短期間で“ある程度”は戻るが、完全な状態になるのには1年間必要だ。スイングを変えていなければより早く元の状態に戻れたかもしれないが、同時に変更をしているので時間がかかっている。
R&A:ジャック・ニクラウスの記録をいまだに抜けると信じているのか。それとも、それは困難なことだと受け止めているのか。
ウッズ:そんなことはまったくない。まだ40歳にもなっていないし、若いんだから!ここにいる一部の人間は、もうすでに終わった選手だと思っているかもしれない。でも私はこうしてあなた方の目の前に座っている。プレーするのが大好きで、トーナメントで戦うのが大好きだ。こういったイベントがたまらなく好きなんだ。
R&A: コース上に出ると、2000年と2005年で優勝した時の感情はこみあげてくるものか。
ウッズ: 確実にね。うん、絶対そうだ。さらにいえば、95年のことも思い出す。引退前のアーノルド(パーマー)が、セントアンドリュースで最後にプレーした時だ。ジャック(ニクラウス)と最後に一緒にプレーした時には、強風でプレーが中断した。ボールが自分のほうに戻ってきてしまうのだから、すごい経験をさせてもらったよ(笑)。ダフ(ジェイソン・ダフナー)とも話をしたけど、あの時ダフは3メートル弱のパットをカップに近づけた。だけど残り1メートル強のパットを打ったらボールが戻ってきたと言っていたよ。もう一度打って、カップを通り過ぎたからボールをマークした。ボールを戻すと、今度は風でボールがカップに吸い込まれそうになった!それで結局中断が決まったんだ。様々なコンディションを見てきたし、ここでのプレーはいつもワクワクするんだ。
R&A:オールド・コースが大好きなのは知っているが、ウッズ選手を引きつけるセントアンドリュースのどこがそれほどスペシャルなのか。
ウッズ:ゴルフの聖地、それは誰もが知っていること。個人的には色々なプレーが楽しめるのが、素晴らしい。死ぬ前に一つだけやりたいことがあってね。ここで、18番ホールから逆行でプレーしてみたいんだ。一度だけでいいから、本当にやってみたい。どうしてそこにバンカーが置かれているのが分かるだろうし、最高だろうな。すべてが明確になるし、すべてが完全にインプレーだ。その日が本当にやってくれば、とても楽しいだろう。
提供:全英オープン日本版公式サイト