<全英オープン 第3ラウンド◇15日◇セントアンドリュース・オールドコース(7,297ヤード・パー72)>
スコットランドにあるセントアンドリュース・オールドコースで開催されている、今季のメジャー第3戦「全英オープン」は悪天候により持ち越した第3ラウンドを日曜日に実施。トータル6アンダーの10位タイからスタートした松山英樹は3バーディ・2ボギーの“71”で1つスコアを伸ばすに留まり、トータル7アンダーの18位タイに後退して1988年以来の月曜日の最終ラウンドに臨む。
ここまでの激闘を写真で振り返る!
「セカンドでロングアイアンを使うことも多かったので、それなりにチャンスは作れたのかなと思う」。開幕前から変わらぬショットへの手ごたえ。しかし、決めきれなかったのが口惜しい。初日“33”パットを叩いたグリーン上は、第2ラウンドに“24”と劇的に改善した。しかし、この日は“32”パットを叩き、停滞の原因を作った。3つスコアを伸ばして迎えた14番ではグリーン手前から13ヤードをパターで打った3パット(記録上は2パット)。「あれが痛かった」と足取り重く天を仰いだ
終盤には手痛いミスも出た。約200ヤードを残した17番のセカンドは狙いよりもわずかに左のラインに出た。抑えきれなかったフラストレーションは「ああーっ!」という声とともにこぼれ、ボールはグリーン左手前に口をあける17番のロードバンカーにつかまった。1978年大会に中嶋常幸が脱出に4打を要したことから、“トミーズバンカー”とも呼ばれている名物だ。
アゴに近い難しいライは、一旦後ろに出すことも当然考えられるシチュエーション。だが、ボールを前に長考した松山は果敢にピン方向を狙ってセットアップ。打ち出したボールはあと数センチ、高さが足りなかった。ボールは再びバンカーに入ってこのホールボギーとし、60台を並べた上位陣にあって“71”。「明日5、6アンダーのゴルフができれば面白い位置にいける」と希望は捨てなかったが、悔しさが胸中を埋め尽くした。
スコットランドにあるセントアンドリュース・オールドコースで開催されている、今季のメジャー第3戦「全英オープン」は悪天候により持ち越した第3ラウンドを日曜日に実施。トータル6アンダーの10位タイからスタートした松山英樹は3バーディ・2ボギーの“71”で1つスコアを伸ばすに留まり、トータル7アンダーの18位タイに後退して1988年以来の月曜日の最終ラウンドに臨む。
ここまでの激闘を写真で振り返る!
「セカンドでロングアイアンを使うことも多かったので、それなりにチャンスは作れたのかなと思う」。開幕前から変わらぬショットへの手ごたえ。しかし、決めきれなかったのが口惜しい。初日“33”パットを叩いたグリーン上は、第2ラウンドに“24”と劇的に改善した。しかし、この日は“32”パットを叩き、停滞の原因を作った。3つスコアを伸ばして迎えた14番ではグリーン手前から13ヤードをパターで打った3パット(記録上は2パット)。「あれが痛かった」と足取り重く天を仰いだ
終盤には手痛いミスも出た。約200ヤードを残した17番のセカンドは狙いよりもわずかに左のラインに出た。抑えきれなかったフラストレーションは「ああーっ!」という声とともにこぼれ、ボールはグリーン左手前に口をあける17番のロードバンカーにつかまった。1978年大会に中嶋常幸が脱出に4打を要したことから、“トミーズバンカー”とも呼ばれている名物だ。
アゴに近い難しいライは、一旦後ろに出すことも当然考えられるシチュエーション。だが、ボールを前に長考した松山は果敢にピン方向を狙ってセットアップ。打ち出したボールはあと数センチ、高さが足りなかった。ボールは再びバンカーに入ってこのホールボギーとし、60台を並べた上位陣にあって“71”。「明日5、6アンダーのゴルフができれば面白い位置にいける」と希望は捨てなかったが、悔しさが胸中を埋め尽くした。