全米プロ最終日。最終組をともに回るジェイソン・デイとジョーダン・スピースを眺めながら、どちらが勝ってもうれしい結果だと思っていた人は多かっただろう。
全英オープンでプレーオフに残れず涙を流すジェイソン・デイ
2008年から米ツアーで戦い始めたデイは、これまでメジャー20試合に出場し、トップ10に9度も入りながら、いつもぎりぎりで勝利を逃してきた。メジャー惜敗の流れは今年も続き、全米オープンでは持病のめまいに襲われ、実力発揮ができず、9位に終わった。全英オープンでは72ホール目のバーディパットがほんの数センチだけカップに届かず、思わず悔し涙を流した。
そんな経緯を経て迎えた今大会で、デイは今回こそはメジャータイトルを得ようと勝利への意欲を燃やしていた。
一方、今年のマスターズと全米オープンを制したスピースは、全英オープンでは4位に終わったものの、今大会の結果次第ではローリー・マキロイを抜いて世界ランキング1位に輝く状況にあり、だからこそスピースも闘志を燃えたぎらせていた。
そんな2人のサンデーアフタヌーンの戦いは見ごたえがあった。デイの2打リードから始まり、終始、デイがリードを守り抜いた展開は、いわゆる「シーソーゲーム」ではなかったけれど、2人の若者の爽やかなプレーぶりとゴルフに注ぐピュアな想いが一挙手一投足から伝わってくるようで、そんな2人を眺めることが楽しかった。
全英オープンでプレーオフに残れず涙を流すジェイソン・デイ
2008年から米ツアーで戦い始めたデイは、これまでメジャー20試合に出場し、トップ10に9度も入りながら、いつもぎりぎりで勝利を逃してきた。メジャー惜敗の流れは今年も続き、全米オープンでは持病のめまいに襲われ、実力発揮ができず、9位に終わった。全英オープンでは72ホール目のバーディパットがほんの数センチだけカップに届かず、思わず悔し涙を流した。
そんな経緯を経て迎えた今大会で、デイは今回こそはメジャータイトルを得ようと勝利への意欲を燃やしていた。
一方、今年のマスターズと全米オープンを制したスピースは、全英オープンでは4位に終わったものの、今大会の結果次第ではローリー・マキロイを抜いて世界ランキング1位に輝く状況にあり、だからこそスピースも闘志を燃えたぎらせていた。
そんな2人のサンデーアフタヌーンの戦いは見ごたえがあった。デイの2打リードから始まり、終始、デイがリードを守り抜いた展開は、いわゆる「シーソーゲーム」ではなかったけれど、2人の若者の爽やかなプレーぶりとゴルフに注ぐピュアな想いが一挙手一投足から伝わってくるようで、そんな2人を眺めることが楽しかった。