<マスターズ 最終日◇13日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>
海外男子メジャー初戦の最終ラウンドが進行している。後続と4打差の単独トップで後半に入ったローリー・マキロイ(北アイルランド)は、アーメン・コーナーで苦しみながらも、トータル11アンダーで単独首位をキープ。ラスト3ホールに突入している。
前半は3バーディ・1ボギー。勢いに乗ってバックナインに入り、10番ではこの日4つ目のバーディを奪った。だが、11番~13番のアーメンコーナーで流れが一変した。11番でボギー、13番ではクリークに入れて痛恨のダブルボギー。ここで首位に並ばれた。
だが、15番パー5の2打目で起死回生のスーパーショットを披露する。木を避けたインテンショナルフックは、ピンそば約1.5メートルにピタリ。イーグルはならずも、バーディ奪取で単独首位に再浮上した。
マキロイは「全米オープン」「全米プロ」「全英オープン」で勝利を挙げており、今大会で優勝すれば史上6人目のキャリアグランドスラム達成となる。
マキロイと1打差の2位タイにジャスティン・ローズ(イングランド)とルドビグ・オーバーグ(スウェーデン)。3打差4位には連覇がかかるスコッティ・シェフラー(米国)が続いている。
2021年大会覇者の松山英樹は「66」を叩き出し、トータル2アンダー・21位タイでホールアウトしている。