次週はいよいよ米国男子ツアーの2024年シーズンが開幕。例年通りハワイ州マウイ島のカパルア・プランテーションを舞台に「ザ・セントリー」が現地時間の4日から幕を開ける。

これまでは前年のツアー勝者のみの大会だったが、前年シーズンのポイントランキングトップ50へと拡大、８大会開催される高額賞金の“シグネチャー・イベント”の最初の大会は59選手が参戦する豪華な顔ぶれが揃った。
 
出場資格を得て欠場するのはローリー・マキロイ（北アイルランド）のみで、22-23年の年間王者で世界ランキング４位のビクトル・ホブラン（ノルウェー）、同１位のスコッティ・シェフラー（米国）、５位のパトリック・キャントレー（米国）、６位のザンダー・シャウフェレ（米国）、７位のマックス・ホーマ（米国）、８位のマシュー・フィッツパトリック（イングランド）、９位で全英覇者のブライアン・ハーマン（米国）、10位で全米覇者のウィンダム・クラーク（米国）、日本からは松山英樹が７度目の出場を果たす。
 
世界ランキング2位のマキロイは昨年も資格を有しながら欠場。今大会の前年覇者で世界ランキング３位のジョン・ラーム（スペイン）は、12月7日にLIVゴルフでプレーすることを発表したため、PGAツアーは「出場停止処分」とした。（文・武川玲子=米国在住）