＜ザ・ホンダ・クラシック　3日目◇27日◇TPCナショナル（7,140ヤード・パー70）＞

　米国男子ツアー「ザ・ホンダ・クラシック」は3日目を終えて、トータル9アンダーまでスコアを伸ばしたアダム・スコット（オーストラリア）とセルヒオ・ガルシア（スペイン）が首位タイに並んだ。2日目を終えて首位に立っていたリッキー・ファウラー（米国）はこの日4つスコアを落とし、トータル4アンダーの4位タイに後退した。

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　スコットは3番でバーディを先行させると6番から9番まで怒涛の4連続バーディ。12番、13番でも連続バーディを奪って一時は12アンダーで後続を突き放した。ところが難関ホールが続く通称「ベア・トラップ」入り口の15番パー3でティショットを池に落とすと、ドロップして放った3打目も再び池。結局このホールで“7”を叩いて一気にスコアを落とした。それでも、17番パー3でバーディを奪い返した。

　一方のガルシアは前半だけで4つスコアを伸ばすも、後半は13番、17番と2つのボギーで足踏み。それでも、最終18番パー5でバーディを奪って土壇場でスコットに並んでみせた。ガルシアは2012年以来、スコットは2014年以来の優勝を目指して最終日に挑むこととなる。

　首位タイと4打差の3位にはブライン・バーバー（米国）。ファウラーとならぶ4位タイにはジャスティン・トーマス（米国）が入っている。なお、岩田寛は予選落ち。松山英樹は第2ラウンドスタート直前に股関節痛のため棄権している。