「今日は10アンダーを目標にしていたんだ。もし10アンダーにいかなければ、ジョーダンはボクの射程範囲から少し出てしまう。だから、今日は10アンダーを目標にしていたんだが……」（ウッズ）

　松山英樹もまた、悔しさを隠せない一人だった。1イーグル・3バーディ・3ボギーの70とスコアを二つ伸ばし、通算5アンダーの10位タイと順位を上げたものの、首位のスピースとは変わらず11打差。

「パッティングが……。いいところは入るけれど、うまくいかないところは全然違うほうにいってしまう。もう少し惜しいパットになれば、もっと入る確率は高くなると思うけれど……。60台を出したいけれど、なかなか出ない。明日はいいプレーをして、少しでも差を縮めたい」（松山）　（続く）