だが、ここで松山が最大の集中力を発揮。手前の法面に2クッションさせて絶妙に“お先”の距離に寄せるスーパーアプローチを披露しパーを拾うと、勢いを最終ホールのバーディにつなげた。17番だけではない。直前の16番では下り傾斜に向かって打つバンカーショットを2メートルに寄せてパーセーブ。きわどいパーパットも粘り強く沈め、ショットの不調を小技でカバーした。
初日の結果を受けて松山は「悪くはない」「可能性をつぶさなくてよかった」と表情を引き締めたまま語った。その言葉どおり、スピース、ローリー・マキロイ(北アイルランド)ら上位に名前を連ねた本命達の中で、マツヤマの“可能性”はもちろんまだついえていない。明確に“優勝”を見すえるからこそ出た言葉。違和感を修正すべく練習場に直行した。
初日の結果を受けて松山は「悪くはない」「可能性をつぶさなくてよかった」と表情を引き締めたまま語った。その言葉どおり、スピース、ローリー・マキロイ(北アイルランド)ら上位に名前を連ねた本命達の中で、マツヤマの“可能性”はもちろんまだついえていない。明確に“優勝”を見すえるからこそ出た言葉。違和感を修正すべく練習場に直行した。