松山も後ろの組のスピースのトラブルは予想できていた。ここが勝負どころだ。だが、イーグルパットはカップをそれて思わず天を仰いだ。「13番のイーグルパットが入ったら追いつくチャンスもあった」。だが、これが勝負の流れか、14番、15番も短いバーディチャンスを逃し追撃の足が止まる。そして、ついに日本人初のグリーンジャケットには届かなかった。
ショットの状態も、1年間集中的に取り組んできたというパッティングも上り調子でこのオーガスタに入った自信があった。今季は勝利を挙げているという自負もあった。それだけに、4日間通じてパフォーマンスを維持できなかったことに悔いが残る。「試合始まってから思い通りいかないというか。ミスが多すぎる。ロングアイアンとかならわかるけどショートアイアンでミスしたり、予想している感じではなかった」。思いもよらないミスに揺れる中で攻略できるほど、今年のオーガスタは甘くなかった。
松山は時々間を置きながら言葉を選んで率直な思いを口にした。今大会で得たものは少なくないが勝利には届かなかった。原因はまだ消化できるはずもないが、まだメジャー大会は残されている。優勝争いの中で終えたマスターズウィークは「早かった」と振り返った。「目指しているところに持っていくことができれば、(優勝の)チャンスは増えるのかなと思う」。悔しさはさらなる飛躍を決意させた。
ショットの状態も、1年間集中的に取り組んできたというパッティングも上り調子でこのオーガスタに入った自信があった。今季は勝利を挙げているという自負もあった。それだけに、4日間通じてパフォーマンスを維持できなかったことに悔いが残る。「試合始まってから思い通りいかないというか。ミスが多すぎる。ロングアイアンとかならわかるけどショートアイアンでミスしたり、予想している感じではなかった」。思いもよらないミスに揺れる中で攻略できるほど、今年のオーガスタは甘くなかった。
松山は時々間を置きながら言葉を選んで率直な思いを口にした。今大会で得たものは少なくないが勝利には届かなかった。原因はまだ消化できるはずもないが、まだメジャー大会は残されている。優勝争いの中で終えたマスターズウィークは「早かった」と振り返った。「目指しているところに持っていくことができれば、(優勝の)チャンスは増えるのかなと思う」。悔しさはさらなる飛躍を決意させた。