ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

PGAツアー

米国男子

全米オープン

日程 2016年6月16日-6月19日賞金総額

メンバーは“ドM”集団 全米の舞台オークモントはこんなコース

メンバーは“ドM”集団 全米の舞台オークモントはこんなコース

配信日時:2016年6月16日 11時43分

全米オープン 事前情報◇15日◇オークモント・カントリークラブ(7,257ヤード・パー70)>

 ペンシルバニア州の南西部。かつては鉄鋼生産の中心地として栄え、町を流れる3つの川には446もの橋がかかる“橋の町”ピッツバーグ。その北部に流れるアレゲニー川沿いの小高い丘に、今年の海外メジャー第2戦「全米オープン」会場となるオークモント・カントリークラブはある。全米オープンでもっともタフとされるコースはどのようにしてつくられるのか。コース管理関係者に話を聞いた。

【関連画像】教会の椅子“チャーチピューズ”と呼ばれる3番と4番の間にある名物バンカー

 コースを設計したヘンリー・フォーンズは、もともとピッツバーグで鉄鋼業を営んでいたがこれを売却し、息子と共にその利益でコースを作り上げた。ティグラウンドからホールを見渡せるレイアウトながら、大きなアンジュレーションと200を超えるバンカー群。そして、全米屈指の高速グリーンが変わらぬコンセプトで110年以上が経過した今も選手を苦しめている。

 「世界一難しいコースを作る」というフォーンズの思いは、約400名のメンバーが今も受け継いでいる。完全プライベートクラブで約160名がシングルハンデを持つというトップアマが集まるエリート集団はコースに対して極限の難度を求める。日本ではあまりに難しいコースはプレー進行遅延などにつながるため敬遠される傾向にあるが、オークモントの住人達は難しければ難しいほど気分がアガる“ドM”の集まり。それが顕著に反映されるのがやはりグリーンだ。

 この「全米オープン」ではグリーンの速さが13フィートから14フィートに設定される予定となっているが、通常営業では15フィート以上が“常時”キープされる。風が抜けるホールでは17フィートまで上がることもあるといい、アンジュレーションのあるグリーンでボールを止めるのはほぼ不可能だという。ラフの長さはもちろん違うものの、世界のトッププロが技術を競う舞台よりも速いグリーンでプレーすることがメンバーの誇りであり、オークモントの特徴でもある。

全米オープンのニュース

PGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JGTO (国内男子)
    2025年4月10日 4月13日
    開催前
    東建ホームメイトカップ
  2. JLPGA (国内女子)
  3. PGA (米国男子)
    2025年4月10日 4月13日
    開催前
    マスターズ
  4. DP World (欧州男子)
    2025年4月10日 4月13日
    開催前
    マスターズ

おすすめコンテンツ

関連サイト