それでも初の全米オープンで、存分に見せ場を作りながら4日間を完走。多くの後押しもあった。練習ラウンドを共にした松山英樹が予選で姿を消したことも「英樹が一番悔しいと思う。僕らがやるしかない」と奮い立つ要因となった。誕生日のこの日はスタート前に宮里3兄妹のグループLINEで妹の藍とバースデーメッセージを交換し激励も受けた。途中からは兄・聖志も参加して「意味のないスタンプ攻撃(笑)」。そんな時間も確かに力となっていた。
36歳の1年も「あまり変わらない」という。だが、その両肩にかかるものは大きい。「メリハリのある年にしたい。やれることをしっかりやっていこうと思う。それがゴルフでも生活でも、家族のために何ができるか、ツアーのために何ができるか。全体的に考えていきたい」。体に充満する疲労感は西日に溶けようとしていた。
36歳の1年も「あまり変わらない」という。だが、その両肩にかかるものは大きい。「メリハリのある年にしたい。やれることをしっかりやっていこうと思う。それがゴルフでも生活でも、家族のために何ができるか、ツアーのために何ができるか。全体的に考えていきたい」。体に充満する疲労感は西日に溶けようとしていた。