「開会式を見るのは辛いだろうし、同僚たちが金メダルやほかのメダルを獲得する姿を見るのも辛いことになる。ステージに立って国歌を聞く姿もそうだ。2009年から楽しみにしてきたことだし、今回(その姿を)観戦するのは、本当に、本当に難しい」。その心中は決断を下した今もまだ揺れている。
リオの苦悩を断ち切った今、思いをはせるのは4年後の夏。26歳のスピースはどんな思いで国歌を聞いているだろうか。「2020年の東京五輪は僕の目標の一つになる。特別なゴールだ」。
リオの苦悩を断ち切った今、思いをはせるのは4年後の夏。26歳のスピースはどんな思いで国歌を聞いているだろうか。「2020年の東京五輪は僕の目標の一つになる。特別なゴールだ」。