普段のトーナメントとは異なり、世界の各地域から選手が集結するオリンピック。そのため、耳なじみのない選手も多いはずだ。そこで、何人かの選手をピックアップし、その経歴をお届けする。

Part2の選手達はこちら！

1.
ラファエル・カブレラ・ベロ（スペイン）
身長：187cm
体重：81kg
生年月日：1984年5月25日

最近、みるみると世界ランキングを上げてきたスペイン期待の新鋭。今シーズンのWGC-デルマッチプレー選手権で3位に入っており、米国男子ツアーでの自己最高順位を更新した。この好調の裏には、コーチであるデビッド・レッドベターとともに、スイングの再現性と安定感を増すことにトライした点が挙げられる。実際、マッチプレー選手権でもドライバーからショートゲームまで安定感のあるプレーを披露した。本人は半袖でプレーできる暖かい気候での試合が好きといっており、リオのコンディションは絶好だろう。

2.
アン・ビョンフン（韓国）
身長：186cm
体重：95kg
生年月日：1991年9月17日

1988年のソウル五輪卓球でメダリストを獲得した両親を持つ。本人はゴルフの道へ進み、2005年に渡米。2009年の全米アマチュアゴルフ選手権を史上最年少で制した。PGAツアーでは2010年のアーノルドパーマーインビテーショナルでツアーデビューを果たし、その翌年にプロ転向。去年のBMW PGA Championship（ヨーロピアンツアー）を始め、プロツアー通算3勝をあげている期待の新鋭だ。アメリカでの生活が長いため、“Ben”の愛称で親しまれている。