米ツアーデビュー以来、7年目、182試合目でようやく初優勝を挙げ、それからさらに7年、通算379勝目でやっと2勝目という歩みは、勝率と速度からすれば、実にスローだ。しかし、その勝利を、まるで自分たちにとっての“スーパーマンの勝利”、いやいや“足長おじさんの勝利”のごとく、心の底から喜んでくれる人々が社会にたくさんいるのだから、ペレスの優勝は社会の喜びと言っても過言ではない。
米国以外では無名なペレスが米国では結構な人気者であるワケはそこにある。
「“あのペレス”が勝ったね」
そう言って喜んでいる人々の声は、想像以上に大きい。
文 舩越園子(在米ゴルフジャーナリスト)
米国以外では無名なペレスが米国では結構な人気者であるワケはそこにある。
「“あのペレス”が勝ったね」
そう言って喜んでいる人々の声は、想像以上に大きい。
文 舩越園子(在米ゴルフジャーナリスト)