<全米オープン 事前情報◇11日◇パインハースト・リゾートNo.2(米ノースカロライナ州)◇7548ヤード・パー70>
世界ランキング3位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は先月、フロリダ州の裁判所に提出した離婚申請を自主的に取り下げたと英カーディアン紙が伝えた。
「ウェルズ・ファーゴ選手権」を制した翌日の5月13日、南フロリダのパームビーチ郡の裁判所に離婚申請をしていたマキロイ。同紙の取材に「自分の私生活に関するいろいろな噂があって残念だ。噂にいちいち反応するのはとてもばかなかしい」としながも、「この数週間で、(妻の)エリカと僕は、我々の最良の未来は家族として一緒にいることだと気づいた。幸いなことに2人は意見の相違を解消し、新たな出発を楽しみにしている」とコメントした。
全米オープンの開幕を2日後に控えた11日は公式会見に臨んだが、プライベートライフについては語らなかった。
2014年8月の「全米プロゴルフ選手権」以来となるメジャー勝利を目指すマキロイは、「メジャー5勝目を挙げるのに少し時間が掛かってしまっているが、これまで以上に自信をもって臨んでいる」とし、「もし誰かが20歳の僕に、35歳にはこんなキャリアになっていると伝えたら、僕は信じないだろうし、また有頂天になったかもしれない。まだこれから10年はここで良いプレーができると思う」と自信を口にした。(文・武川玲子=米国在住)