今季のメジャー覇者と米ツアーで活躍した選手たちのスイングを、プロコーチの鶴見功樹氏が解説。その強さの秘密の一端に迫る。
【連続写真】デイのパワフルスイング!
現時点で43週連続で世界ランキングNo.1に君臨するジェイソン・デイ(オーストラリア)。そのアドレスは「スタンスが身長のわりに広いですね。それだけ“土台”をしっかりさせようとしてるのでしょう」、ワイドスタンスで下半身をがっちり固定させている。
そして、「足を広げることによって、下半身の回転が抑えられます。トップにいったときのベルトのバックルのズレが少ないですが、上半身は正面から左の肩甲骨がちゃんと見えるぐらい捻られている。“Xファクター”という、腰と肩の捻転の差がよく出ていて、これが飛ばしのポイントになっています」。下半身を固定して、上半身をねじり上げる。この筋力と柔軟性が爆発的な飛距離を生み出している。
また、最近の飛ばし屋によくみられる特徴も。「手首のコッキングをゆっくり目に使い、バックスイングの段階でスイングアークを大きくしています。それによって手が胸から離れていき、できる限り大きい孤を描いています」、この大きなアークも飛距離を生み出すポイントだ。ダウンスイングでは「左へのスエーはないし、インパクト後は左ヒザがピシっと伸びている。しっかりとパワーを溜めて腕を振っていいますね。非常にパワフルなスイングです」、捻転差にレイトコッキング、飛ばすための要素がつまっている。
アマチュアが参考にする場合は、「やっぱりヒップローテーションが少ないことでしょうね。アドレスからトップまでベルトのバックルの動きが少ない。そこはマネしてみたほうがいいかもしれません」。体を“回す”のではなく、“捻る”。飛距離をもう少し出したい方は参考にしてみては。
【連続写真】デイのパワフルスイング!
現時点で43週連続で世界ランキングNo.1に君臨するジェイソン・デイ(オーストラリア)。そのアドレスは「スタンスが身長のわりに広いですね。それだけ“土台”をしっかりさせようとしてるのでしょう」、ワイドスタンスで下半身をがっちり固定させている。
そして、「足を広げることによって、下半身の回転が抑えられます。トップにいったときのベルトのバックルのズレが少ないですが、上半身は正面から左の肩甲骨がちゃんと見えるぐらい捻られている。“Xファクター”という、腰と肩の捻転の差がよく出ていて、これが飛ばしのポイントになっています」。下半身を固定して、上半身をねじり上げる。この筋力と柔軟性が爆発的な飛距離を生み出している。
また、最近の飛ばし屋によくみられる特徴も。「手首のコッキングをゆっくり目に使い、バックスイングの段階でスイングアークを大きくしています。それによって手が胸から離れていき、できる限り大きい孤を描いています」、この大きなアークも飛距離を生み出すポイントだ。ダウンスイングでは「左へのスエーはないし、インパクト後は左ヒザがピシっと伸びている。しっかりとパワーを溜めて腕を振っていいますね。非常にパワフルなスイングです」、捻転差にレイトコッキング、飛ばすための要素がつまっている。
アマチュアが参考にする場合は、「やっぱりヒップローテーションが少ないことでしょうね。アドレスからトップまでベルトのバックルの動きが少ない。そこはマネしてみたほうがいいかもしれません」。体を“回す”のではなく、“捻る”。飛距離をもう少し出したい方は参考にしてみては。