トーマスは15番の第2打をブッシュ状のハザードに入れ、ダブルボギー。松山との差はわずか1打になったが、「今日のミスヒットはあのセカンドショットだけ。それ以外はグッドショットばかりだったから、たった1度のミスを気にする必要はないと思った」と、きっぱり。松山との差を広げたときも、縮められたときも「このままのゴルフで大丈夫」と信じて戦い続けた精神力と持久力。1打のミスで2打を失った一瞬のピンチを「それでも僕は大丈夫」と信じ、上がり2ホールの連続バーディーへ転換した瞬発力。この日のトーマスの戦いぶりは、見事だった。
5戦4勝の強さで今大会を迎えた松山は、これで6戦4勝となったが、勝てずとも2位が2回とその圧倒性は変わらず、フェデックスカップランキングは1位を維持した。
だが、10月のCIMBクラシックで優勝し、今大会を制して早くも今季2勝目を挙げたトーマスは、これで3戦2勝と勢いづいた。その2勝のいずれも松山を2位に抑え込んで勝利したことは、現状では松山よりランク下で米ツアー歴も短いトーマスにとって、大きな自信になったはずだ。
背中痛で昨季のプレーオフ2戦を棄権して終わったジェイソン・デイはようやく戦線復帰。新契約先のナイキのスウッシュマークを付け、装い新たに登場した。
3か月超のオフの間「必死に強化に努めた」という肉体は見るからに強く太く変化している。「世界ナンバー1の僕としては12位は満足ではないが、心身がヘルシーな状態で戦えたことはとてもうれしい」と爽やかな笑顔。
ジョーダン・スピースは最終日に8つスコアを伸ばす猛追で3位に食い込み、「最後の2日間に調子が上がったこと、最終日に追い上げたことは、とてもいいサイン」と、こちらも納得の笑顔を見せた。
5戦4勝の強さで今大会を迎えた松山は、これで6戦4勝となったが、勝てずとも2位が2回とその圧倒性は変わらず、フェデックスカップランキングは1位を維持した。
だが、10月のCIMBクラシックで優勝し、今大会を制して早くも今季2勝目を挙げたトーマスは、これで3戦2勝と勢いづいた。その2勝のいずれも松山を2位に抑え込んで勝利したことは、現状では松山よりランク下で米ツアー歴も短いトーマスにとって、大きな自信になったはずだ。
背中痛で昨季のプレーオフ2戦を棄権して終わったジェイソン・デイはようやく戦線復帰。新契約先のナイキのスウッシュマークを付け、装い新たに登場した。
3か月超のオフの間「必死に強化に努めた」という肉体は見るからに強く太く変化している。「世界ナンバー1の僕としては12位は満足ではないが、心身がヘルシーな状態で戦えたことはとてもうれしい」と爽やかな笑顔。
ジョーダン・スピースは最終日に8つスコアを伸ばす猛追で3位に食い込み、「最後の2日間に調子が上がったこと、最終日に追い上げたことは、とてもいいサイン」と、こちらも納得の笑顔を見せた。