誰もが何かと戦いながら生き残りを目指したサバイバルゲーム。勝ち抜くために必要なことは、いろいろあったのだと思うが、その中で、誰よりも上手に困難をコントロールし、日頃から培ってきた実力を誰よりもうまく発揮できる状況を創出し、実行できた人。それが、優勝に輝いたジョンソンだったということなのだろう。
とはいえ、言うは易し、行うは難し。どうやって困難をコントロールし、どうやって生き残るのか。「それがわかれば苦労しないよ」という話ではある。だが、今週のジョンソンは、その答えの一部を垣間見せてくれた。
ポーカーフェイスで淡々とプレーしているジョンソンだが、初日はとてもイライラしていたという。「読みもストロークも悪くないはずなのに、とにかくパットが決まらず、フラストレーションが溜まった」。
だが、ジョンソンは考え方を変えることで、そのイライラを克服したそうだ。「ボールが跳ねるこのグリーンは、そもそもちゃんと読むことなんてできない。いいストロークをしても入らないときは入らない。でも“全部入れよう”と思うから、入らなかったときに腹が立つ。だから、バーディーチャンスを最大限作ることを頑張り、そこから先は“できる限り入れよう”ぐらいに考えた」
困難な環境にあるときほど、ベストを求めず、中庸を良しとする姿勢。最高の環境が揃っている米国内ならベストを追求するとしても、環境が変わり、それが難しいと思えるときは、目指すラインを「ベスト」から「中庸」へ一旦引き下げることで、自分の気持ちもゴルフも少しだけ楽にしてあげる。
そんなふうに考え方を変えたジョンソンは、2日目も3日目も「66」をマーク。3日目は16番で木にボールがはまってロストボールとなり、ボギーパットを打とうとしたら行方不明だったボールが木の下に落ちてきたという「オチ」までついたが、「最終的にはナイスボギーだったからハッピーだ」と前向きに捉えた。
とはいえ、言うは易し、行うは難し。どうやって困難をコントロールし、どうやって生き残るのか。「それがわかれば苦労しないよ」という話ではある。だが、今週のジョンソンは、その答えの一部を垣間見せてくれた。
ポーカーフェイスで淡々とプレーしているジョンソンだが、初日はとてもイライラしていたという。「読みもストロークも悪くないはずなのに、とにかくパットが決まらず、フラストレーションが溜まった」。
だが、ジョンソンは考え方を変えることで、そのイライラを克服したそうだ。「ボールが跳ねるこのグリーンは、そもそもちゃんと読むことなんてできない。いいストロークをしても入らないときは入らない。でも“全部入れよう”と思うから、入らなかったときに腹が立つ。だから、バーディーチャンスを最大限作ることを頑張り、そこから先は“できる限り入れよう”ぐらいに考えた」
困難な環境にあるときほど、ベストを求めず、中庸を良しとする姿勢。最高の環境が揃っている米国内ならベストを追求するとしても、環境が変わり、それが難しいと思えるときは、目指すラインを「ベスト」から「中庸」へ一旦引き下げることで、自分の気持ちもゴルフも少しだけ楽にしてあげる。
そんなふうに考え方を変えたジョンソンは、2日目も3日目も「66」をマーク。3日目は16番で木にボールがはまってロストボールとなり、ボギーパットを打とうとしたら行方不明だったボールが木の下に落ちてきたという「オチ」までついたが、「最終的にはナイスボギーだったからハッピーだ」と前向きに捉えた。