ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

マスターズ自己最高の80.56% 松山英樹の手応えと課題「結果にどうつなげるか」

松山英樹は最終日に「66」をマーク。確かに手応えとともに、オーガスタを後にする。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年4月15日 11時30分

<マスターズ 最終日◇13日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>

“勝つか、それ以外か”。松山英樹は昨年大会を38位で終えた際、「優勝できなかったという以外、なにもない」という言葉を残していた。

【写真】これぞ松山仕様! アイアンにバンスがほとんどない!?

今年は14度目の出場。首位と5打差の12位で決勝ラウンドに進んだが、3日目に「79」と大きく崩れた。オーガスタ通算53ラウンド目にして、自身初のバーディなし。優勝戦線から脱落した。

それでも最終日には7バーディ・1ボギーの「66」をマークして21位に浮上したが、2021年以来の2勝目には届かず。この1週間を「難しかったなという感じ」と振り返った。

昨年のマスターズ以降、松山は数々の実績を積み重ねてきた。「パリ五輪」で銅メダルを獲得すると、次戦の「フェデックス・セントジュート選手権」ではプレーオフシリーズ初制覇。米ツアー12年目のシーズン開幕戦「ザ・セントリー」では、ツアー最少記録となるトータル35アンダーで優勝を果たした。

しかし、その後は勢いが弱まり、セントリー以降トップ10入りはなし。第5のメジャーと呼ばれる「ザ・プレーヤーズ選手権」、マスターズ前哨戦だった「バレロ・テキサス・オープン」ではともに予選落ちを喫した。ショットの手応えとは裏腹に、結果が伴わないことに「内容は(好調時と)ほぼ変わっていない。そんなに悪いゴルフかな? という疑問はある」と話していた。

「1カ月弱、ここだけを考えて準備した。結果は出なかったけど、すごくいい状態で入ってきた実感はあった。それが結果につながらなくて、すごく残念」

それでも、4日間のパーオン率は80.56%(58/72)で1位を記録。優勝した21年の69.4%を上回っただけでなく、大会自己ベストを更新した。「きょうと2日目のショットは、勝ったときと同じぐらいの精度だったと思う。ただ、3日目のような大きいミスをしないように、精度を高めていかないといけない」。手応えは、確実にある。

「やっと内容と(結果)が伴ってきた。これを結果をにどうつなげるかを考えてプレーしていきたい」

1カ月後には「全米プロ」(5月15日開幕、米ノースカロライナ州)が控え、6月に「全米オープン」、7月には「全英オープン」が待ち構える。「長い1週間だった。ここに向けて、また1年間準備しなきゃいけない」。来年のグリーンジャケット奪還を見据え、松山がメジャーロードを歩いて行く。(文・笠井あかり)

【現地調達!】マスターズ日替わりプレゼント! “超激レア”グッズも当たる!?

関連記事

マスターズのニュース

PGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JGTO
    開催前
    2025年4月24日 4月27日
    前澤杯 MAEZAWA CUP
  2. PGA
    開催前
  3. LPGA
    開催前
    2025年4月24日 4月27日
    シェブロン選手権
  4. ACNツアー
    開催中
    2025年4月23日 4月25日
    i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘
  5. ステップ・アップ
    開催前
    2025年4月24日 4月26日
    大王海運レディス
  6. DPワールド
    開催前
    2025年4月24日 4月27日
    海南クラシック
  7. ネクストヒロイン
    速報中
    2025年4月23日 4月24日
    Sanrio Smile Golf Tournament
  8. アマチュア・他
    終了

おすすめコンテンツ

関連サイト