皆さんはじめまして。GGMグループ（アルバ、アルバネット、パーゴルフ）の編集者をしておりますTです！　突然ではありますが、このたび、私の“ある初体験”の記録をお届することになりました。1週間に渡って毎日配信していきますので、お付き合いのほどよろしくお願いします！


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2017年4月2日は私の人生で特別な意味を持つことになった。ゴルフを始めたのが1992年。ちょうど節目の25年の記念すべき年に、あこがれの地を踏むことができたのだ。米国ジョージア州・オーガスタナショナルGC。世界中のゴルファーが恋い焦がれるといっても過言ではない、あのマスターズの舞台、オーガスタだ。

日本男女ツアーから始まり、全米オープンや全米プロ、全米女子プロの海外メジャー、アジアンツアーなどの取材を経て、初めてマスターズの取材に来ることができた（涙）。これも日頃からご愛読いただいている読者の皆さま、ネットユーザーの皆さまのおかげ！　心の底から感謝！

■出張指令、そしてオーガスタへ
物語は1月にさかのぼる。上司からの一言に驚いた。「今年はマスターズに行ってもらう」。その場では冷静を装ったが、驚きのあまり、家族に伝えるときには声が震えた。あれから2ヶ月半。期待に胸を膨らませ、ついに成田空港を飛び立った。ワシントンDCで乗り換えて、降り立ったのはオーガスタでもジョージア州の州都・アトランタでもなく、オーガスタから約100キロ北の町、コロンビアだった。

オーガスタはジョージア州の北、サウスキャロライナ州との州境近くにある。そのため近くのコロンビアで一泊して、翌朝（2日）コースに向かった。フリーウェイの看板には“オーガスタ○○マイル”の文字が躍る。そして私の胸も踊り始める。心拍数が上がる。45分ほどのドライブでオーガスタの出口を降りると、一気にマスターズ色が色濃くなる。ダフ屋、案内板、そして5分ほど走ると、見えてきた……。メディア用の駐車場の看板が。

■ゴルフのテーマパークについに足を…
駐車場に車を止めて、まずメディアセンターに向かう。「Welcome to Augusta!」「Enjoy your day」これらの言葉は、コース内のすべてのスタッフからかけられる。ギャラリーだけでなくメディアにも。この経験はテーマパークと同じ。この時点ですでに興奮を抑えきれないほど、鼓動が激しくなった。みな親切でフレンドリー。ドキドキしながらも少し落ち着きを取り戻し、いよいよメディアセンターに入ると、まるで高級リゾートホテル。何でも、新築で、今年から稼働したそう。お金がかかっているな〜。