現地時間17日、シミュレーションゴルフを用いた新リーグ『TGL』がフロリダ州のSoFiセンターで行われた。第8戦に、松山英樹、ローリー・マキロイ(北アイルランド)、キーガン・ブラッドリー(米国)が所属する「ボストン・コモンGC」から初参戦した。
対戦チームは、ルドビグ・オーバーグ(スウェーデン)、ウィンダム・クラーク(米国)、シェーン・ローリー(アイルランド)が所属する「ザ・ベイGC」。
ドライバーやアイアンは大画面スクリーンを使い、ショートゲームは実際にグリーンを使用。15ホール中、前半9ホールはチームの3人全員が交互にショットを打つ『トリプルス』、後半6ホールは『シングルス』で争われた。さらに、今大会から『ハンマー』のルールが大幅に変わり、各チームが3つのハンマーを持つことができるようになった。
やや、緊張の面持ちで入場した松山であったが、1ホール目からハンマーを宣言し、バーディパット決めて2-0で先制。4ホール目ではバンカー越えの難しいアプローチを、傾斜を使い寄せてコンシードとするなど、序盤から松山の活躍が光った。
ウィンダム・クラーク(米国)と一騎打ちとなる後半の「シングルス」は12番パー3と15番パー5をプレー。両チーム4-4で迎えた、最終15番では先に松山が2オンに成功すると、負けじとクラークがさらに内側につける白熱した展開に。松山のイーグルパットは惜しくもカップをオーバー。そのラインを見ていたクラークがパットを沈め、ザ・ベイGCの勝利となった。
さらに、第6戦にアトランタ・ドライブGC対ロサンゼルスGC、第7戦にザ・ベイGC対アトランタ・ドライブGCの対戦も行われ、それぞれ、アトランタ・ドライブGC、ザ・ベイGCが勝利を収めた。