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ギャンブル強さより辛抱強さがモノを言うプレーオフ・シリーズの戦い【舩越園子コラム】

ギャンブル強さより辛抱強さがモノを言うプレーオフ・シリーズの戦い【舩越園子コラム】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2017年9月18日 12時00分

米ツアーのプレーオフ・シリーズは「4試合の中だけで成績が良かった人が総合優勝と10ミリオンのビッグボーナスを手に入れるため、ギャンブル性が高く、選手の真の実力が反映されない」「だから選手たちはプレーオフを重要視していない」という声がいまだに漏れ聞こえてくる。

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だが、プロアスリートは勝ってナンボ、稼いでナンボの商売。大金が懸かるプレーオフ4試合なのだから、世界のトッププレーヤーたちが重要視していることは疑いようもない。
メジャー4大会で精魂尽き果て、プレーオフでは「気が抜けてしまう」というケースは、もしかしたらあるかもしれない。だが、今年の全英オープン覇者のジョーダン・スピースはプレーオフ第1戦でも第2戦でも2位になり、今週の第3戦、BMW選手権では7位と健闘を続け、フェデックスカップランクは堂々1位で来週の最終戦を迎える。

全米プロ覇者のジャスティン・トーマスは「僕たちは、メジャーと同様、プレーオフにも照準を合わせ、自分のゴルフの調子がピークになるよう努めている」と言い切り、その言葉通り、プレーオフ第2戦で勝利。そして、フェデックスカップランク2位で来週の最終戦に挑む。

そう、プレーオフ4試合はメジャー4大会が終わった後も体力、気力、勝利への渇望を維持できるかどうかの持久戦。そこだけ見ればギャンブル性が溢れているが、シーズンを通して眺めれば、我慢比べ、根比べの戦いだ。

だからなのだろう。人生やキャリアを通じて苦難を潜り抜けてきた人ほど、プレーオフで底力を発揮する傾向は以前から見られ、今年もそうなりつつある。

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