PGAツアー
米国男子
ファーマーズ・インシュランス・オープン
蝉川泰果は暴れるショットと深いラフに悩まされて出遅れ「経験だけで終わらないようにしたい」
「ソニー・オープン・イン・ハワイ」から米国男子ツアー3連戦の臨んでいる蝉川泰果。この「ファーマーズ・インシュランス・オープン」がその3試合目で、初日は2オーバー・128位タイと大きく出遅れた。
配信日時:配信日時: 2023年1月26日 05時00分
Round 1 | ||
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順位 | Sc | PLAYER |
1 | -8 | サム・ライダー |
1 | -8 | アーロン・ライ |
1 | -8 | ブレント・グラント |
4 | -7 | ブレンダン・スティール |
5 | -6 | サヒス・ティーガラ |
5 | -6 | ヘイデン・バックリー |
5 | -6 | サム・スティーブンス |
5 | -6 | アンドリュー・ノバク |
5 | -6 | ガリック・ヒーゴ |
5 | -6 | ゲーリー・ウッドランド |
<ファーマーズ・インシュランス・オープン 初日◇25日◇トリーパインズGC (米カリフォルニア州)◇サウスC 7765ヤード・パー72、ノースC 7258ヤード・パー72 >
「ソニー・オープン・イン・ハワイ」から米国男子ツアー3連戦の臨んでいる蝉川泰果。この「ファーマーズ・インシュランス・オープン」がその3試合目となる。予選ラウンドは全米オープンでも使われたサウスコースと、ノースコースを18ホールずつ回るフォーマットで、決勝ラウンドではサウスコースを回る。
蝉川は初日に距離が長く、ラフが深いサウスコースを回り、3バーディ・5ボギーの2オーバーで128位と大きく出遅れた。「得意のドライバーがすごく曲がって、スプーン(3W)で刻んだホールもすごくミスをして、フェアウェイから打てるショットも手前のバンカーに入れたり、グリーンをしっかりとらえることができなかった。いままでできていたことができなくて、この3戦目はすごく意気込んでいたので悔しい」と唇を噛む。
フェアウェイキープ率は14ホール中8回で57.14%。それがパーオン率になると38.89%まで下がる。フェアウェイからグリーンをとらえられなかった原因については、「距離感というより引っかけたりダフったり…。初歩的な部分が全然ダメだった」と分析する。その上で、「ショットをしっかり乗せるところからやっていかないといけない」と話す。
今大会が行われている全米屈指の難コース、トリーパインズGCは高校3年生のときに出場した「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権」で回っている。しかし、「難しさが全然違いますね。距離もグリーンのスピードもアマチュアの試合のときは10フィートあるかないかだった」と、PGAツアーのセッティングとはかなり違うようで、別のコースのように感じている。
米ツアー挑戦1戦目のソニー・オープンでは決勝ラウンドに進んで67位タイ。前週の「ザ・アメリカンエキスプレス」では、最後に「66」をマークしながらも予選落ち。このままでは3戦目も予選落ちに終わる可能性が高い。2008、2021年と全米オープンが2度行われたコースを回り、「すごくいい経験ができたけど、経験だけで終わらないようにしたい」と、まだ決勝ラウンド進出へ望みは捨てていない。
このトリーパインズGCは、今大会と全米オープンを含め、蝉川の名前の由来となったタイガー・ウッズ(米国)が8度勝っているコースでもある。「1打でも良いスコアで回れるように」。第2ラウンドでタイガーばりの猛チャージをかけたい。
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